●ハワイ諸島【ハワイしょとう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ハワイ諸島
ハワイしょとう
Hawaiian Islands
北太平洋中央部にある火山島群。アメリカ合衆国ハワイ州に属する。八つの大型島と 124の小島嶼からなる。大型島はいくつかの楯状火山が集まったもので,西から東に,ニイハウ島,カウアイ島,オアフ島,モロカイ島,ラナイ島,カフーラウェ島,マウイ島,ハワイ島がある。南東部に位置するこれらの島々は新しく高い山地をもつが,レイザン島,ガードナー島など北西部の島は古く浸食によって海面下に没したものも少なくない。火山は玄武岩からなり,ハワイ島のマウナロア(4169m)とキラウエア山(1250m)は活火山である。北半球の貿易風帯にあり一年を通じて暖かく,風上にあたる東側では雨量が多く森林に覆われているが,風下の西側または南側は乾燥し,サバナのところもある。北西部に幅約 160km,長さ約 1931kmにわたって連なる小島嶼や環礁は 2006年パパハナウモクアケア海洋国定記念物に指定され,2010年には世界遺産の自然遺産と文化遺産の複合遺産に登録された。
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デジタル大辞泉
ハワイ‐しょとう〔‐シヨタウ〕【ハワイ諸島】
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精選版 日本国語大辞典
ハワイ‐しょとう ‥ショタウ【ハワイ諸島】
北太平洋の中央部にある火山列島。ハワイ、マウイ、カホオラヴェ、ラナイ、モロカイ、オアフ、カウアイ、ニイハウの八つの島と一〇〇以上の小島からなる。七世紀ごろからポリネシア人が住みついていたと推定される。一七七八年ジェームズ=クックが上陸し、サンドウィッチ諸島と命名。一八一〇年カメハメハ一世が統一王国を完成。一八九八年アメリカ合衆国に併合され、一九五九年ハワイ州となる。
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