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ハーシェル

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ハーシェル
Herschel, Caroline Lucretia
[生]1750.3.16. ハノーバー
[没]1848.1.9. ハノーバー
ドイツ生まれのイギリスの女性天文学者。ウィリアム・ハーシェルの妹。を助けて天体観測に従事し,兄の観測の計算を手伝いながら,小型の望遠鏡で 1783年に星雲を発見,1786~97年に 8個の彗星を発見した。兄の死後ハノーバーに帰り,1828年にウィリアムの発見になる 2500個の星雲と星団の目録を完成した。その功績により,イギリス王立天文協会から金メダルを受けた。

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ハーシェル
Herschel, Sir John Frederick William
[生]1792.3.7. スラウ
[没]1871.5.11. コリングウッド
イギリスの天文学者,化学者。父ウィリアム・ハーシェルの跡を継いで天体の観測と星雲の発見に業績を上げた。1813年ロイヤル・ソサエティ会員。ケンブリッジのセント・ジョンズ・カレッジ在学中は微分積分学など数学の分野で活躍し,同僚とともにフランス流の優れた解析学の導入に尽力した。卒業後一時弁護士を志したが,1816年以降天文学転向自作反射望遠鏡で父の発見による二重星(→重星)や星雲の再観測を行ない,さらに多くの星を発見した。1821年と 1833年にロイヤル・ソサエティのコプリー・メダル受賞。1825年フランスからラランデ賞を贈られた。1826年および 1833年イギリス王立天文協会金メダル受賞。1833年南アフリカのケープタウン南天の研究に従事,1838年帰国,男爵に叙された。化学者としても優れ,写真の定着液,感光紙の研究などにも業績を上げた。晩年は星座目録の作成や『イリアス』の翻訳を行なった。化学・天文学分野の多くの学会で重要な役割を演じ,当時のイギリスの科学振興にも尽力した。1850~55年は造幣局局長の地位にあった。主著『自然哲学研究序説』Preliminary Discourse on The Study of Natural Philosophy(1830)。

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ハーシェル
Herschel, Sir William (Frederic)
[生]1738.11.15. ハノーバー,ハノーバー
[没]1822.8.25. イギリス,スラウ
ドイツ生まれのイギリスの天文学者。洗礼名 Friedrich Wilhelm Herschel。音楽家の家庭に育ち,1757年のフランス軍のハノーバー占領でイギリスに逃れ,オルガン奏者として知られた。余暇に天文学を研究し始め,1774年大口径の反射望遠鏡を自作,系統的な掃天観測にとりかかった。惑星の自転,恒星間の距離に関する研究を進め,1781年に天王星を発見。同年ロイヤル・ソサエティからコプリー・メダルを受け,会員となる。1782年,国王の個人的な天文官となる。王立天文協会初代会長。妹キャロライン・L.ハーシェルとの協同のもとにさらに大口径の望遠鏡を用いて,1789年土星の第6,第7衛星を発見,二重星(→重星)の観測およびその相互回転の理論,銀河系の構造をはじめとする星雲の研究,観測を発展させ,新しい宇宙構造概念の形成に寄与した。恒星の計数から,銀河系が天の川の方向に広がった円盤形(ハーシェルの銀河系)であることを初めて明らかにしたことは特に有名。

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デジタル大辞泉

ハーシェル(Herschel)
(Frederick William ~)[1738~1822]英国の天文学者。ドイツ生まれ。大型の反射望遠鏡を製作し、1781年に天王星を発見したのをはじめ、2500の星雲・星団、800の二重星を発見し、太陽系の運動を確認した。
(John Frederick William ~)[1792~1871]英国の天文学者。の子。天体の系統的観測を行い、500の星雲・星団、4000の二重星を発見。また天体写真術や恒星の光度測定にも貢献した。

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

ハーシェル【Frederic William Herschel】
1738‐1822
イギリスの天文学者。ドイツのハノーファーの生れで,ドイツ名Friedrich Wilhelm Herschel。同地で音楽を学んで軍楽隊員となった。1757年イギリスに渡り各地で音楽を教えていたが,66年に保養地バースの楽団指揮者および教会のオルガン奏者となった。70年ころから天文学に興味をもち,天文書を読むだけではあきたらず,やがて反射望遠鏡を自作するまでになった。74年には口径13cm,また78年には口径16cmで焦点距離210cmの非常にすぐれた望遠鏡を作って,掃天観測を行った。

出典:株式会社平凡社
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ハーシェル【John Frederick William Herschel】
1792‐1871
イギリスの天文学者。F.W.ハーシェルの子。初め法律を学んだが,やがて天文学に転じて二重星や星雲,星団に関する父の仕事を引き継いだ。1834年南アフリカのケープタウンに赴き,ケープ天文台で38年まで南天の恒星や星雲,星団の観測を行った。この観測資料を父の資料と統合整理して64年に5079個の星雲,星団,銀河を含む《星雲・星団総目録》を発表した。これはJ.L.E.ドライヤーの《NGC星表》(1881)の基礎となったものである。

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大辞林 第三版

ハーシェル【Herschel】
Frederick William H. 1738~1822 イギリスの天文学者。ドイツの生まれ。自作の望遠鏡により、天王星はじめ多くの星雲・二重星を発見。太陽系の空間運動、恒星分布と銀河系の形状などの研究にも業績を残した。
John Frederick William H. 1792~1871 イギリスの天文学者。の子。恒星の等級と明るさとの関係を研究した。また、南半球で星数調査を行い、統計星学の先駆者ともなった。

出典:三省堂
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精選版 日本国語大辞典

ハーシェル
[一] (Sir John Frederick William Herschel サー=ジョン=フレデリック=ウィリアム━) イギリスの天文学者。(二)の子。星雲や二重星を観測、二重星四〇〇〇個、星雲・星団五〇〇個を発見した。(一七九二‐一八七一
[二] (Sir Frederick William Herschel サー=フレデリック=ウィリアム━) ドイツ生まれのイギリスの天文学者。大反射望遠鏡を製作、天王星を発見し、統計恒星天文学の開祖となる。星雲・二重星を多数発見した。(一七三八‐一八二二

出典:精選版 日本国語大辞典
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旺文社世界史事典 三訂版

ハーシェル
Frederick William Herschel
1738〜1822
ドイツ生まれのイギリスの天文学者
天王星およびその衛星を発見。また自製の大反射望遠鏡で恒星と星雲を観測,科学的宇宙研究の先がけとなった。息子のジョンJohn(1792〜1871)も,1834〜38年,喜望峰に天文台を建てて南半球の星図を作成した。

出典:旺文社世界史事典 三訂版
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