@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

パパン

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

パパン
Papin, Denis
[生]1647.8.22. ブロア
[没]1712頃.イギリス,ロンドン
フランスの物理学者,発明家。 C.ホイヘンスの助手を務めたのち,1675年イギリスに渡り,R.ボイルのもとで研究。真空ポンプの改良およびそれを用いた実験に携わったのち,1679年安全弁を備えた加圧蒸気蒸し器 (→圧力鍋 ) を発明。さらにそれにヒントを得て,蒸気機関原理を提唱した (→パパンの蒸気機関 ) 。彼自身は実際に製作はしなかったものの,その後の蒸気機関の実用化,発展に寄与したことは疑いない。ほかに動力としてオールの代わりに羽根車を回して進む船の発明 (1709) も知られている。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

パパン【Denis Papin】
1647‐1712ころ
フランスの科学者,技術者。アンジェ大学で医学を学ぶ。卒業後パリに出て,C.ホイヘンス助手として空気ポンプについての多くの実験を行った。1675年ロンドンへ渡り,R.ボイルと空気ポンプについての仕事をし,このとき安全弁付きの圧力釜を発明した。80年ローヤル・ソサエティ会員。81年ベネチアへ,84年再びロンドンへ渡り,87年にはドイツへ赴いてマールブルク大学数学教授となる。このころ揚水用のポンプの開発に熱中し,水蒸気凝縮を利用した装置を考案したが,実用化することはできなかった。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

パパン【Denis Papin】
1647~1712頃 フランスの物理学者・技術者。圧力釜を発明。また、空気ポンプや蒸気力を研究し蒸気機関への先駆をなす。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

パパン
ぱぱん
Denis Papin
(1647―1712ころ)
フランス生まれの実験器械製作者。蒸気機関の原理を最初に着想した人。アンジェ大学で医学を学び、1669年学位を取得。その後パリに出てホイヘンスの助手として空気ポンプの製作ほか、多くの実験器具を手がけた。1675年イギリス、ロンドンに渡り、ボイルの助手として空気ポンプによる実験を続けた。このころ安全弁付きの圧力釜(がま)を発明、1679年6月にはロイヤル・ソサイエティーで公開実験を行った。1680年ロイヤル・ソサイエティー会員となり、翌1681年ベネチアのアカデミーで実験を指導、1684年にはロイヤル・ソサイエティーの臨時実験主任を務めた。1687年にはドイツのヘッセンの領主に招かれてマールブルク大学教授に就任した。この地でパパンは、若いころホイヘンスから教えられた、シリンダー内で火薬を爆発させてピストンを持ち上げる装置の着想から、水蒸気を利用する装置を実験的に製作し始めた。この結果は「大きな動力を廉価に手にする新しい方法」(1690)という論文に十分解説されている。しかし実用化するには至らず、水蒸気を用いたセーベリー機関がイギリスで実用化に成功したことを聞き、また、ヘッセン領主からも実用化を促されたが、結局は成功しなかった。1707年イギリスに渡ったが、ふたたび注目されることはなかった。[高山 進]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

パパン
(Denis Papin ドニ━) フランスの物理学者、技術家。イギリスに渡り、ボイルの実験を助けた。大気圧の動力への利用を研究し、圧力鍋、大気圧ピストン機関などを発明した。(一六四七‐一七一二

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

パパン」の用語解説はコトバンクが提供しています。

パパンの関連情報

関連キーワード

フリース阿部正次山之井カバリエリストーンマザニエッロ宗因高校授業料の無償化カバリエリ小堀遠州

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation