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パフォーマンス【ぱふぉーまんす】

知恵蔵

パフォーマンス
一般用語としては、「演技」「演奏」「上演」などを意味するが、現代芸術の用語としては、既成の芸術の枠組みをはずれて脱領域的に行われる、身体行為を伴う芸術表現のこと。主として表現の領域に身体性や時間を導入しようとする美術の分野で発想されたジャンルで、もともと「演ずること」を中心としてきた演劇舞踊などの上演芸術(パフォーミング・アーツ)とは異なる。日本でも1980年代以降、パパ・タラフマラやダムタイプのようなパフォーマンス集団が活躍している。東京都は2002年10月より、路上、広場などで、演奏や曲芸などのパフォーマンスを行う人たちを審査の上、ヘブンアーティストとしてライセンスを与え、都内各所での活動を認める事業を開始した。
(扇田昭彦 演劇評論家 / 2007年)

出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」

パフォーマンス
絵画や彫刻などに対して、美術家の身体を用い、時間的な経過と共に行われる表現行為。1960年前後からアラン・カプロー(2006年死去)が「ハプニング」という言葉を使って、参加者を巻き込んだ表現を行った。また前衛音楽家のジョン・ケージは作品に「イベント」という言葉を使って、芸術の常識を破ろうとした。70年代からは主にパフォーマンスと呼ばれるようになった。肉体物質として扱うもの、双方向的なコミュニケーションを求めるもの、儀式的・演劇的なもの、私的でエンターテインメント的要素の強いもの、ビデオやデジタルメディアを使ったものなど多様な可能性をもった表現へと発展している。
(山盛英司 朝日新聞記者 / 2007年)

出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」

パソコンで困ったときに開く本

パフォーマンス
パソコンやソフトの性能のことです。ウィンドウズ7や最初の8では、コントロールパネルの「パフォーマンスの情報とツール」でパソコンの性能を調べることができました。
⇨コントロールパネル

出典:(株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本

デジタル大辞泉

パフォーマンス(performance)
演劇・音楽・舞踊などを上演すること。また、その芸・演技。
身体を媒介とした芸術表現。演劇などのほか、特に現代美術での表現をさしていう。「前衛書道家によるパフォーマンス
人目を引くためにする行為。「街頭宣伝のパフォーマンス
性能。機能。また、効率。「旧型でもパフォーマンスはいい」「コストパフォーマンス

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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投資信託の用語集

パフォーマンス

運用成績のこと。

出典:(社)投資信託協会

DBM用語辞典

パフォーマンス【performance】
9Pのひとつで、マーケティング用語としては、販売する製品商品の性能・価値を意味する。他社製品と比較して自社製品・商品はどのような性能・価値をもっているか、その優位性で競合製品に勝てるか、顧客市場)にどのように強調し、伝えるべきかを検討すること。

出典:(株)ジェリコ・コンサルティング
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流通用語辞典

パフォーマンス【performance】
9Pのひとつで、マーケティング用語としては、販売する製品・商品の性能・価値を意味する。他社製品と比較して自社製品・商品はどのような性能・価値をもっているか、その優位性で競合製品に勝てるか、顧客(市場)にどのように強調し、伝えるべきかを検討すること。

出典:(株)ジェリコ・コンサルティング
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パラグライダー用語辞典

パフォーマンス
1パフォーマンスを見せてくれる。  招待選手などがフライトの際にその状況説明に使われる。 ここでは「演技」と訳す。 2機体(グライダー)のパフォーマンス。  その機体がもっている諸性能の実力。 ここでは性能・実力と訳す。 3AFNORのパフォーマンス  フランスの認証テストでのレベル。  詳しくはAFNOR参照 

出典:
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デジタル大辞泉プラス

パフォーマンス
1970年製作のイギリス映画原題《Performance》。監督:ドナルド・キャメル、ニコラス・ローグ、出演:ジェームズ・フォックス、ミック・ジャガー、アニタ・パレンバーグほか。『パフォーマンス/青春』の邦題もある。

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

パフォーマンス【performance】
〈演奏〉〈上演〉〈実行〉〈性能〉などの通常の意味とは別に,既存のジャンルや枠組みから外れた芸術や社会行為を指す非常に幅広い概念。〈パフォーミング・アーツ〉(舞台芸術,上演芸術)から区別された意味での〈パフォーマンス・アート〉は,1950~60年代の〈ハプニング〉や〈イベント〉の延長線上にあり,今日ではこれらを含めて〈パフォーマンス〉ないしは〈パフォーマンス・アート〉と呼ぶことが多い。ハプニングやイベントは,既成の様式やジャンルを解体する〈反芸術〉であり,1910年代のイタリアの未来派ダダの影響を受けている。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

パフォーマンス【performance】
実行。遂行。
演奏。演技。
身体を使って表現する行為。特に現代芸術で、演劇やダンスなどのジャンルを超えて行われる肉体を用いた表現形態。
街頭などで突発的に行う演劇表現。
コンピューターで、処理を実行する能力。性能。

出典:三省堂
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

パフォーマンス
performance
本来は「上演」の意であるが,近年は演劇を中心に,美術・音楽・ダンス・映像などの諸分野にわたり,偶然性と表現の一回性を重んじる芸術活動をさす。その源流は,20世紀初頭の未来派,ダダイズムなど多岐にわたるが,その後モダン・ダンスの影響などを経て,アメリカでは 1950年代にハプニングが展開し,60年代にはリビング・シアターなどのオフ・ブロードウェー演劇が興隆した。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)

パフォーマンス
ぱふぉーまんす
performance
本来の語義は「完全に遂行すること」であり、心理学用語としては、潜在的な心的諸能力が現実の場面で発揮され、行為が「遂行」されるという意味で用いられ、言語学では言語能力に基づいて言語活動がなされる際の「言語運用」という意味をもつ。しかし現在一般的な用法は、20世紀の芸術において、諸ジャンルと横断的にかかわる独特の行為の芸術をさす。この場合、パフォーマンス・アートとよばれることも多い。ただし既成の上演芸術(パフォーミング・アーツperforming arts)とは異なる。すなわち、行為が上演されるとはいえ、固有の演劇的世界のなかで、ある人物に扮(ふん)して演技が行われるのではなく、演技者自身が呈示されるし、劇的意味をもった行為ではなく、劇的形式をもたない、独立した身体的動作のみが呈示される。したがって劇的行為を含むオペラとも異なり、単に動作を伴った音響生産行為が呈示されることも多い。いずれの場合にも視覚・聴覚・運動感覚に同時に働きかける点に大きな特徴がある。したがって、ポピュラー音楽の上演の際、単なる演奏だけでなく、レーザー光線や照明、歌手や奏者の舞台への登場の仕方や動作などが演出された場合もパフォーマンスとよばれる。ただし狭義には、歌や演奏に伴うものではなく、それ自体独立した形態として行われるものをさす。[庄野 進]

概念の成立

1960年代に行われたハプニングhappeningやイベントeventもパフォーマンスに包摂されるが、パフォーマンスということば自体が包括概念として一般的に用いられるようになったのは、70年代末ごろからである。しかしその先駆形態は、20世紀初頭にまでさかのぼることができる。1910年代にイタリアやロシアの未来主義者たちは、自分たちの思想を効果的に表現するために、しばしば挑発的なデモンストレーションを行ったが、それらはもっとも早いパフォーマンスの実行であったと考えられる。続いて第一次世界大戦後のヨーロッパ各地で展開されたダダイストたちの激しい挑発的行動や、シュルレアリストたちの活動のなかにも同様の傾向がみられる。また、バウハウスのO・シュレンマーOskar Schlemmer(1888―1943)らは、音と光と色彩の抽象的な構成を上演する活動を行っていた。しかし、本格的な展開は、60年代のフルクサスFLUXUS・グループの活動による。70年代初めに 一時停滞期があるものの、80年代にかけては、L・アンダーソンLaurie Anderson(1947― )ら、ポピュラー音楽のシーンにもこの傾向が広がり、また、テクノロジーと結合するなど新たな展開をみせている。[庄野 進]
『R・ゴールドバーグ著、中原佑介訳『パフォーマンス』(1982・リブロポート)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

パフォーマンス
〘名〙 (performance)
① 演劇・音楽・舞踊などを、上演すること。特に、身体を用いて表現を行なう芸術形態をいう。また、一般に、身体を用いた表現。
※欧米印象記(1910)〈中村春雨〉プリンストン雑記「野外パーフォンマンスなどをやる」
② 現代美術で、作者の制作行為の過程、また、行為そのものを作品とするもの。
③ 生成文法で、話し手の言語能力のさまざまな表われをいう。言語運用。
④ 人目を引くためにとる行動。目立つようにことさらにする行為。「人気取りのパフォーマンスにすぎない」
⑤ 仕事、事業、また競技などでの、実績。成果。
⑥ 能力。性能。また、効率。「旧型でもパフォーマンスはいい」

出典:精選版 日本国語大辞典
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