●パリス
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
パリス
Paris, (Bruno Paulin) Gaston
[没]1903.3.6. カンヌ
フランスの文学研究者。ドイツのゲッティンゲン大学,パリの古文書学校に学び,ドイツ文献学の方法と該博な知識を駆使して中世文学研究に新紀元を画した。 1872年コレージュ・ド・フランス教授。同年 P.メイエとともに雑誌『ロマニア』 Romaniaを創刊。主著『聖アレクシ伝研究』 Vie de Saint Alexis (1872) ,『中世フランス文学』 La Littérature française au moyen âge (88) 。
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パリス
Paris, Matthew
[没]1259
イギリスの修道士,年代記作者。1217年セントオールバンズ修道院の修道士となり,1248年ニダルホルム島のセントベネトホルム修道院の改革のためノルウェーに派遣された。ロジャーの『年代記』(『歴史の華』Flores historiarum)を改訂,1235~59年の記事を増補し,『大年代記』Chronica majoraを編集。ほかに『イギリス史』Historia Anglorumの著述がある。
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パリス
Paris
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デジタル大辞泉
パリス(Paris)
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世界大百科事典 第2版
パリス【Paris】
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パリス【Matthew Paris】
イギリスの修道士,史料編纂士(ヒストリオグラファー)。すでに13世紀前半にイギリスの写本は,その制作の中心が世俗工房に移行しつつあったが,彼はセント・オールバンズのベネディクト会修道院で制作に携わった。写本画家としては,個人様式を決定しうる資料を有する初期の作家の一人で,緑,青,赤等を用いた淡彩ぼかし描法,まろやかな輪郭線,堅固な形体による人物形象を特色とする。代表作は《大年代記》《オッファ王列伝》《イギリス小史》など。
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日本大百科全書(ニッポニカ)
パリス
ぱりす
Paris
ギリシア神話のトロヤ伝説に現れる英雄。トロヤ王プリアモスの子で、アレクサンドロスともよばれ、その神にも似た美しい容姿は有名であった。彼はやがて国を滅ぼすもとになるであろうとの夢占いから、生まれるとすぐイデ山中に捨てられた。そして羊飼いとして育てられたパリスは、美貌(びぼう)もさることながら武勇にも優れた青年に成長する。ペレウスとテティスの婚礼の際、その宴席に投げ込まれたエリスの黄金のリンゴをめぐって、ヘラ、アテネ、アフロディテの三女神が「いちばん美しい女」をそれぞれ主張して争ったとき、ゼウスはイデ山中にいるパリスにその審判をゆだねた。三女神はそれぞれに美しく装い、さらにパリスに贈り物を約束した。ヘラは全アジアの支配権を、アテネはつねに戦争に勝つことを、またアフロディテは人間界でいちばん美しい女を与えようといった。そしてパリスはアフロディテを選んだ。そこで女神はパリスをスパルタ王メネラオスの妻ヘレネのもとへ導いた。彼はスパルタで歓待されたが、メネラオスがクレタ島へ行っているすきにヘレネを説き伏せ、スパルタを出奔する。こうしてヘレネをめぐってトロヤ戦争が始まる。
ホメロスでは、パリスは柔弱な美男子として描かれている反面、雄々しく戦場を駆け巡る勇者としても描かれている。とくに弓の技に優れ、アキレウスの唯一の弱点であるその踵(かかと)を射て不死身の彼を倒した。しかし、彼もフィロクテテスの射るヘラクレスの毒矢を受けたので、その傷の治療法を知っているイデ山のニンフでかつての彼の妻オイノネに尋ねたが、彼女は捨てられた恨みから拒否したため、パリスはこれがもとで死んだ。後悔したオイノネは自殺したという。ただしこのオイノネのエピソードは、ヘレニズム時代の追補であろう。
[伊藤照夫]
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精選版 日本国語大辞典
パリス
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