@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

パン

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

パン
Pan
ギリシア神話の半人半獣神。牧畜の神で,アルカディア起源だが,ギリシア全土で崇拝され,ローマではファウヌスと同一視された。ひげもじゃで,額に2本の角のある怪異な面貌と,やぎの下半身をもち,一伝ではヘルメスの子で,生後すぐ父にオリュンポスに連れていかれたとき,こっけいな姿がすべての神々の心を楽しませたので,ギリシア語で「すべて」を味するパンという名をつけられたという。別伝では,ペネロペイアオデュッセウスの留守中に,すべての求婚者と不倫な関係を結び生んだ子であるので,この名を与えられたともいわれる。すこぶる好色で,ニンフや美少年に恋しては跡を追いかけ,逃げられると自慰獣姦にふけるとされ,また「恐慌 (パニック) 」を引起すとも信じられた。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

パン
bread
小麦またはライ麦粉に水を加えてこね上げてできる生地を焼いた食品のうち,炭酸ガスを含ませて組織を膨化させたものをいう。その歴史は古く,すでにエジプト第5王朝 (前 2494頃~2345頃) 時代に小麦パンをつくった記録がある。日本には天文 12 (1543) 年にポルトガル人によって鉄砲とともに伝えられたといわれる。明治5 (1872) 年に木村屋,文明軒が売出してから,次第に一般に好まれるようになった。名称はスペイン語の panポルトガル語の pão (「」の意) から出ている。製法には発酵法と無発酵法とがある。発酵パンは,パン酵母 (イースト菌) で発酵させ,発生する炭酸ガスでパン生地をふくらませたもので,発酵過程の生産物によって独特の芳香風味が生じる。無発酵パンは,ベーキングパウダーから発生する炭酸ガスでパン生地をふくらませたもので,製法が簡単である。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

パン(pan)
[名](スル)
映画・テレビの撮影技法で、カメラを1か所に据えたまま、レンズの方向を水平に動かすこと。上下に動かすことにもいう。「パンさせて町の全景を撮る」→チルト
スマートホンタブレット型端末で、拡大した画像などの一部だけが表示されているとき、画面を指で押したまま上下左右に動かすこと。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

パン(pan)
底が平らで取っ手の付いている鍋。「フライパン」「シチューパン

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

パン(Pān)
ギリシャ神話で、牧人家畜の神。あご髪(ひげ)をたくわえ、山羊の角と脚を持った半獣神。山野を走り回り、好んでを吹いたという。ローマ神話ファウヌスにあたる。
(Pan)土星の第18衛星。1990年に発見。名はに由来。公転軌道は衛星のなかで最も土星に近く、環の「エンケのすき間」にある。非球形で平均直径は約30キロ。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

パン(pan)
[接頭]他の外来語に付いて、広くそのすべてにわたる、の意を表す。汎(はん)。「パンアラブ主義」

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

栄養・生化学辞典

パン
 コムギ,ライムギなどの粉を練ってドウを作り,それを焼いたもの.

出典:朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典

パン【pão(ポルトガル)】
小麦粉を水で練った生地をイーストを用いて発酵させ、焼いた食品。ライ麦粉を用いたり、ライ麦粉と小麦粉と混ぜて用いたりするものもあるほか、砂糖・卵・バターなどの油脂牛乳などを配合した生地を用いるもの、ドライフルーツチーズを生地に混ぜるもの、クリーム・ジャム・甘く煮た果物などをのせたり中に入れたりして焼いたものなど、さまざまなものがある。

出典:講談社
(C)Kodansha 2010.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

パン【Pan】
ギリシア神話の牧人と家畜の神。その名は〈養う者〉の意。ローマ神話のファウヌスにあたる。もともとアルカディア地方の神で,同地方に多いヤギの脚と角を持つ姿に想像された。彼は山野に美少年やニンフを追いかける好色な神とされ,彼の発明した楽器で常時携えて吹き鳴らすシュリンクスSyrinx(パンパイプとも呼ばれる葦笛)も,かつては彼の追跡を逃れようとして葦に変容した同名のニンフであったという。彼はまた牧人や家畜にえたいのしれない突然の恐怖(英語パニックの語源)を送ることでも知られるが,その原因は彼の昼寝を妨げて怒らせることにあると考えられた。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

パン
麵麭,麪包とも書く。日本語のパンはポルトガル語のpãoからきた名で,pãoはラテン語のpanisを語源とする。フランス語のpainも同じである。英語ではbread,ドイツ語ではBrotと呼ぶ。 パンという語は二通りの意味があり,一つは〈生命の糧〉というように,人間を養ってくれる食糧一般に対して,畏敬をこめて,象徴的な意味で用いられている。次に狭義のパンは,小麦,ライ麦などの穀物の粉に,水とイーストその他の材料を加え,こね上げたもの(ドウdoughという)を発酵させて焼いたものをいう。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

精選版 日本国語大辞典

パン【幇・・幫・帮】
〘名〙 (中国語から) 中華人民共和国成立以前の中国における団体・結社の通称。他省に住む同郷人の団体、同業者の団体、また職人などを主体とする秘密結社もこれに含まれる。〔モダン辞典(1930)〕

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

パン
〘名〙 (pan) 取っ手のついた、底の平らな洋式の鍋。「フライパン」「ソースパン」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

パン
〘名〙 (pan)⸨パーン⸩ 映画・テレビの撮影技法の一つ。撮影機を一か所に据えたまま、左右に動かしながら撮影すること。上下に動かすことにもいう。〔写真百科大辞典(1933)〕
※白く塗りたる墓(1970)〈高橋和巳〉五「カメラを校門の外にすえ、登校してくる学生を写し、パーンして」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

パン
〘接頭〙 (pan-) 他の外来語の上につけて、「すべて」の意を添える語。汎(はん)

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

パン
(Pán) ギリシア神話の牧神。上半身はあごひげをたくわえた老人で、山羊の足と角をもつ半獣神。音楽と踊りを好み、牧人の音楽をつかさどる。ローマ神話のファウヌスと同一視される。
※酒ほがひ(1910)〈吉井勇〉 PAN 「牧羊神(パン)の髯いとながながと吹きみだす神無月ともなりにけらしな」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

パン」の用語解説はコトバンクが提供しています。

パンの関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation