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ヒッポリュトス

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ヒッポリュトス
Hippolytos
ギリシア神話の人物。アテネ王テセウスアマゾンヒッポリュテの息子。彼は狩猟と競技に毎日をおくっていたが,父の後妻となったファイドラ (クレタ王ミノスの娘) が彼に恋をし,思いかなわず,彼女は自殺した。しかしその際,彼女は事実とは逆にヒッポリュトスに言い寄られ,困惑のあまり自殺するという書置きを残したので,テセウスは息子を追放して,父の海神ポセイドンに彼を罰することを祈った。そのためヒッポリュトスが海岸沿いに馬車を疾走させていると,海神の送った怪物海中から突然現れて,驚いた馬は棒立ちとなり,ころげ落ちた彼は馬車にひかれて死んだという。

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世界大百科事典 第2版

ヒッポリュトス【Hippolytos】
ギリシア伝説で,アテナイ王テセウスとアマゾンの女王ヒッポリュテHippolytēの子。処女神アルテミスを崇拝してもっぱら狩りに日を過ごしていたヒッポリュトスは,クレタ王ミノスの娘で父の後妻となったファイドラPhaidraの邪恋を退けたため,彼女は義理の息子に犯されたと偽りの手紙を残して自殺し,彼は父にのろわれて国払いの身となった。そこで彼は戦車を駆って,ペロポネソス半島の北東端に近い町トロイゼンに向かったが,その途中,テセウスの訴えで海神ポセイドンが送った怪物に馬が驚いて車を覆し,彼は馬に引きずられて死んだという。

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ヒッポリュトス【Hippolytos】
170ころ‐235
東方(詳細不明)に生まれ,エイレナイオスに学び,ローマで活躍した教父,護教家。博識と論争とで知られる。ローマの司教ゼフィリヌスとカリストゥスとを異端として,一時対立司教とされた。最後に追放された地で死んだので殉教者とされる。《全異端反駁》10巻,《ダニエル書注解》《使徒継承》《世界年代史》などによってキリスト教を弁護する一方,その歴史的意義を考察した。三位一体論では従属説にって様態説を攻撃したが,二神論との批難をも受けた。

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大辞林 第三版

ヒッポリュトス【Hippolytos】
ギリシャ神話で、アテナイ王テセウスの子。継母ファイドラーの求愛を拒んだため、彼女は自殺、残された讒言ざんげんの遺書によって怒った父の訴えによりポセイドンに殺された。エウリピデスの同名悲劇の題材となった。

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精選版 日本国語大辞典

ヒッポリュトス
(Hippolytos) ギリシア悲劇。エウリピデス作。紀元前四二八年初演。アテナイ王テセウスの子ヒッポリュトスに対する王の後妻パイドラの恋と、その破局を描く。

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