@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

ヒドロキノン

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ヒドロキノン
hydroquinone
p -ジヒドロキシベンゼンのこと。化学式 C6H4(OH)2 。アニリンを酸化して得られるキノンを還元して製造する。酸化すると p -ベンゾキノンが得られる。無色結晶で融点 170~171℃。水に可,アルコール,エーテルに易溶,空気中では酸化されて褐色に着色する。アルカリ性ではことに強い還元作用を示す。写真の現像剤,酸化防止剤染料,有機合成の中間体として用いられるほか,リン酸イオンの検出定量にも用いられる。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

ヒドロキノン(hydroquinone)
キノン亜硫酸還元して得られる無色の結晶。還元性が強く、写真現像剤や分析試薬などに用いられる。化学式C6H4(OH)2 ハイドロキノン

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

栄養・生化学辞典

ヒドロキノン
 還元剤として使われる.医薬品としても使われる.

出典:朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

ヒドロキノン【hydroquinone】
ハイドロキノンともいう。p‐ジヒドロキシベンゼンにあたる。白色結晶,融点170~171℃,沸点285~287℃。解離定数1.22×10-10(常温)および9.18×10-13(30℃)。水,エチルアルコール,エーテルによく溶けるが,冷ベンゼンには溶けにくい。その水溶液は空気により酸化されて茶色になるが,その変化はアルカリ性ではとくに速い。還元性が高く,アルカリ性銀塩溶液やフェーリング溶液を還元する。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

ヒドロキノン【hydroquinone】
キノンを亜硫酸で還元して得られる無色針状結晶。化学式 C6H4・(OH)2 昇華しやすく、還元性が強い。写真現像剤、医薬や有機化合物の酸化・重合の防止剤として用いるほか、化粧品にも利用される。ハイドロキノン。パラジヒドロキシベンゼン。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

ヒドロキノン
ひどろきのん
hydroquinone
二価フェノールの一つ。ハイドロキノン、キノールともよばれる。ヒドロキノンの名は、キノンに水素(2原子)がついた組成をもつことを意味している。カテコールやレゾルシンはヒドロキシ基-OHの位置が異なる異性体である。分子式C6H6O2、分子量110.1。
 以前はアニリンを酸化してp(パラ)-ベンゾキノンにしたのちに、亜硫酸により還元して製造していたが、現在ではベンゼンとプロピレンからジイソプロピルベンゼン法により製造している。この方法では、ヒドロキノンとレゾルシン(m(メタ)-ジヒドロキシベンゼン)の両方ができる()。無色の針状結晶。熱水、エタノール(エチルアルコール)、エーテルなどにはよく溶けるが、冷水には100ミリリットルに対して5.8グラムしか溶けない。還元性をもち、とくにアルカリ性水溶液は還元性が強い。写真現像剤、酸化防止剤としての用途をもつ。医薬部外品であり、クリーム・軟膏(なんこう)として使われているが、発癌(はつがん)性が疑われていて、2%以上の高濃度の配合は制限されている。[廣田 穰]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

化学辞典 第2版

ヒドロキノン
ヒドロキノン
hydroquinone

1,4-benzenediol.C6H6O2(110.11).C6H4(OH)2.キノールともいう.ベンゾキノンを還元すると得られる.結晶.融点169 ℃,沸点287 ℃(97 kPa).1.332.285 ℃ で昇華する.λmax 225,293 nm(log ε 3.71,3.43).pKa1 9.91,pKa2 12.04(30 ℃,水).水,エタノール,エーテルなどに易溶.水溶液は還元性が強く,写真の現像薬として用いられる.また,同じ理由で,酸化防止剤,重合防止剤ともなる.種々の合成中間体のほか,分析試薬として,リン,ヒ素,ケイ酸の定量にも用いられる.[CAS 123-31-9]

出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
東京工業大学名誉教授理博 吉村 壽次(編集代表)
信州大学元教授理博 梅本 喜三郎(編集)
東京大学名誉教授理博 大内 昭(編集)
東京大学名誉教授工博 奥居 徳昌(編集)
東京工業大学名誉教授理博 海津 洋行(編集)
東京工業大学元教授学術博 梶 雅範(編集)
東京大学名誉教授理博 小林 啓二(編集)
東京工業大学名誉教授 工博佐藤 伸(編集)
東京大学名誉教授理博 西川 勝(編集)
東京大学名誉教授理博 野村 祐次郎(編集)
東京工業大学名誉教授理博 橋本 弘信(編集)
東京工業大学教授理博 広瀬 茂久(編集)
東京工業大学名誉教授工博 丸山 俊夫(編集)
東京工業大学名誉教授工博 八嶋 建明(編集)
東京工業大学名誉教授理博 脇原 將孝(編集)

Copyright © MORIKITA PUBLISHING Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの項目は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

ヒドロキノン
〘名〙 (Hydrochinon) =ハイドロキノン

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ヒドロキノン」の用語解説はコトバンクが提供しています。

ヒドロキノンの関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation