●ヒルファディング
世界大百科事典 第2版
ヒルファディング【Rudolf Hilferding】
1877‐1941
ドイツ社会民主党の理論的指導者,経済学者。主著は《金融資本論》(1910)。ウィーンのユダヤ系商家に生まれ,ウィーン大学で医学を学ぶかたわら,社会主義学生同盟のメンバーとなり,社会科学に関心をいだくようになった。1902年,彼はドイツ社民党の理論的指導者K.カウツキーに同党理論誌《ノイエ・ツァイトNeue Zeit》への論文掲載を要望し,以来,同誌に〈保護関税の機能変化〉(1903),〈貨幣と商品〉(1911‐12)等,多数の論文を発表した。
ドイツ社会民主党の理論的指導者,経済学者。主著は《金融資本論》(1910)。ウィーンのユダヤ系商家に生まれ,ウィーン大学で医学を学ぶかたわら,社会主義学生同盟のメンバーとなり,社会科学に関心をいだくようになった。1902年,彼はドイツ社民党の理論的指導者K.カウツキーに同党理論誌《ノイエ・ツァイトNeue Zeit》への論文掲載を要望し,以来,同誌に〈保護関税の機能変化〉(1903),〈貨幣と商品〉(1911‐12)等,多数の論文を発表した。
出典:株式会社平凡社
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