@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

ヒーラ細胞【ヒーラさいぼう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ヒーラ細胞
ヒーラさいぼう
HeLa cells
ヘラ細胞ともいう。最も古くから知られた株細胞 (→組織培養 ) の一つ。 1951年にアメリカのジョンズ・ホプキンズ大学病院で G. O.ギーらによって,子宮頸部患者から手術時に分離され,以来引続いて試験管内に培養されている癌細胞。ヒーラは患者の名に由来している。継代培養が容易で,ウイルス増殖に適しているので,この細胞を使って,ウイルスの生産定量分析,分離,抗体の分析などの研究が広く行われている。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

ヒーラ‐さいぼう〔‐サイバウ〕【ヒーラ細胞】
HeLa cell》ヒトの子宮頸癌(しきゅうけいがん)組織から1951年に分離され、培養・維持されている細胞株ウイルス癌(がん)細胞融合などの研究に用いられる。名は原患者氏名の略称による。ヘラ細胞。HeLa細胞。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版

ヒーラさいぼう【ヒーラ細胞】
ヒトの子宮頸癌組織から分離されて(1952年)以来、培養・保存されている上皮様の細胞株。人体からの組織培養株としては最初のもの。呼称は、原患者氏名の略称による。細胞の栄養要求の解析、細胞周期、細胞融合による雑種形成その他、広範囲の研究に使用されている。ヘラ細胞。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

ヒーラ細胞
ひーらさいぼう
HeLa cell
現存する人体由来の培養株細胞のうち、もっとも古く分離されたもの。アメリカのガイG. Geyが1952年に子宮頸部扁平(けいぶへんぺい)上皮癌(がん)細胞の培養中に長期継代で安定な細胞を分離し、患者氏名の略称からヒーラ細胞と名づけた。現在では世界中の多くの研究室で細胞生物学的研究に使用されている。またウイルスの増殖に適しているので、この面でも利用価値が高い。染色体数は78~80を中心として分布し、人体皮下に移植すると腫瘤(しゅりゅう)をつくり、X線とコルチゾンで免疫機能を低下させた動物に移植することもできるので、癌としての性質を維持していると考えられる。[大岡 宏]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

ヒーラ‐さいぼう ‥サイバウ【ヒーラ細胞】
〘名〙 (HeLa cell の訳語) 一九五一年ヒトの子宮頸癌の組織から分離され、培養され続けている株細胞。ヒーラは細胞を提供した患者の名前にもとづく。現在、医学、生物学などの分野で研究材料として広く用いられている有用な細胞。ヘラ細胞。

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ヒーラ細胞」の用語解説はコトバンクが提供しています。

ヒーラ細胞の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation