@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

ビヤーサ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ビヤーサ
Vyāsa
インドの伝説的聖仙。ビヤーサとは「編纂者」の。ベーダ聖典の編纂者,叙事詩マハーバーラタ』の著者とみなされ,また叙事詩自体のなかにも重要人物として登場。バラタ族の王シャーンタヌはヤムナー川の水辺で見た少女サティヤバティーに魅せられて,妻として迎えたいと望んだが,彼女はすでに巡礼途上で出会ったパラーシャラ仙人と恋に落ち,子供をもうけていた。それがビヤーサであり,『マハーバーラタ』の英雄たちの祖父となる。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

ビヤーサ【Vyāsa】
ベーダを編纂し,《マハーバーラタ》を著述し,諸種のプラーナをも著したとされるインドの伝説上の聖仙。名前は〈編集する〉の意のサンスクリットvy‐asに由来するといわれる。ほかにも彼に帰される書物は多いが,《ヨーガ・スートラ》に対する最古の注《ヨーガバーシャ》(6世紀)などが有名。しかし《マハーバーラタ》にその物語の展開と深くかかわる形で語られる,その書の著者としての伝説が本来のものであり,他の業績はこれに付加されたものといえる。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

日本大百科全書(ニッポニカ)

ビヤーサ
びやーさ
Vysa
古代インドの神話的聖者。サンスクリット語のビヤーサは元来は編者の意味で、どこまで特定の個人をさすかさだかではないが、一般にはベーダ聖典の編者ベーダ・ビヤーサのことをいう。叙事詩『マハーバーラタ』や諸プラーナ(古譚(こたん))などの編者およびベーダーンタ学派の開祖で『ブラフマ・スートラ』の著者と伝えられるバーダラーヤナも、ビヤーサと同一視される。しかし、これは作品の権威を高めるためにそうされたのであろう。[島 岩]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ビヤーサ」の用語解説はコトバンクが提供しています。

ビヤーサの関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation