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ピコリン

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ピコリン
picoline
化学式 C6H7N 。ピリジンの水素原子1個をメチル基で置換した化合物。メチル基の位置によって3種の異性体 (α体,β体,γ体) がある。沸点はα体 128~129℃,β体 143~144℃,γ体 145℃である。いずれも特有の臭気をもつ無色液体で,溶媒染料原料に用いられる。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉プラス

ピコリン
△山形県山形市▽にある山形県産業科学館のキャラクター。2002年登場。

出典:小学館
(C)Shogakukan Inc.
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世界大百科事典 第2版

ピコリン【picoline】
メチルピリジンの別名。メチル基の位置によって3種の異性体がある。いずれもコールタール中に含まれる塩基性油状物質。還元すれば対応するピペコリン(メチルピペリジン)に,酸化すると対応するピリジンカルボン酸になる。毒性があり皮膚を刺激する。水,エチルアルコール,エーテルに可溶で,溶剤として,あるいは合成樹脂,加硫促進剤の原料として用いられる。2‐ピコリンは沸点129℃。3‐ピコリンは沸点143.8℃でニコチン酸の原料に,4‐ピコリンは沸点141.3℃でイソニコチン酸の原料となる。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

日本大百科全書(ニッポニカ)

ピコリン
ぴこりん
picoline
環内に窒素原子1個をもつ複素環式化合物の一種で、メチルピリジンともよばれる。コールタール中の塩基性成分として知られているほか、骨油中にも含まれている。メチル基の位置により2-ピコリン(α(アルファ)-ピコリン)、3-ピコリン(β(ベータ)-ピコリン)、4-ピコリン(γ(ガンマ)-ピコリン)の3種の異性体が存在する。いずれもピリジンに似たにおいをもつ無色の液体で、弱い塩基性をもっている。溶剤、消毒剤、加硫促進剤の原料などとして用いられる。[廣田 穰]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
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化学辞典 第2版

ピコリン
ピコリン
picoline

methylpyridine.C6H7N(93.13).タール塩基油,骨油などのなかに存在する.メチル基の位置により次の3種類の異性体がある.】α-ピコリン(α-picoline,2-methylpyridine):不快臭のある無色の液体.シクロヘキシルアミンを過剰のアンモニアと塩化亜鉛の存在下に350 ℃ に加熱,異性化させて合成する.融点-69.9 ℃,沸点129 ℃.0.950.1.4983.Kb 1.05×10-8(25 ℃).メチル基の水素は反応性に富む活性水素.呼吸器に対する刺激性がある.LD50 790 mg/kg(ラット,経口).【】β-ピコリン(β-picoline,3-methylpyridine):甘い,不快でない臭いをもつ液体.融点-17~-18 ℃,沸点143~144 ℃.0.9613.1.5043.Kb 1.1×10-8(25 ℃).ほかの異性体ほどメチル基の反応性は大きくない.ニコチン酸アミドや殺虫剤の製造原料に用いられる.【】γ-ピコリン(γ-picoline,4-methylpyridine):甘味臭のある液体.融点4.3 ℃,沸点145 ℃.0.9571.1.504.Kb 1.1×10-8(25 ℃).イソニコチン酸の合成原料に用いられる.これらの異性体に共通の性質は,水,エタノール,エーテルに可溶.還元すれば対応するピペコリンとなり,酸化すれば対応するピリジンカルボン酸となる.金属塩やハロゲン化水素と付加化合物をつくる.溶剤として用いられ,染料や合成樹脂の原料として使われている.

出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
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