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ピペリジン

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ピペリジン
piperidine
化学式 C5H11N 。ヘキサヒドロピリジンに相当する化合物。特異臭のある液体沸点 106℃。水,アルコール,ベンゼン,クロロホルムに可溶である。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

ピペリジン(piperidine)
複素環式化合物の一。特異な刺激臭をもつ液体。強い塩基性を示す。コショウの辛み成分ピペリン加水分解して得られる。医薬品原料として用いられる。

出典:小学館
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栄養・生化学辞典

ピペリジン
 C5H11N (mw85.15).

 ヘキサヒドロピリジンともいう.コショウの辛味成分はピペリジンの誘導体.

出典:朝倉書店
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世界大百科事典 第2版

ピペリジン【piperidine】
ヘキサヒドロピリジンに相当する環式第二アミン。刺激臭をもつ無色の液体。融点-9.0℃,沸点105.6℃。水,アルコールに任意の割合でまざる。黒コショウに含まれる。ピペリン(コショウの辛味成分であるアルカロイド)をアルコール中で水酸化カリウムと加熱分解すると得られることから,ピペリジンの名称が与えられた。ピリジンニッケルまたはルテニウム触媒上で水素化して作る。塩基解離指数pKb=2.88で,ジエチルアミン(C2H5)2NH(pKb=3.07)よりも少し強い塩基性を示し,脂肪族第二アミンと同様の反応を行う。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

ピペリジン
ぴぺりじん
piperidine

複素環式化合物の一つで、環内に窒素原子1個をもつ飽和6員環化合物。ピリジンの水素化により得られる。アンモニアに似たにおいをもつ無色の液体で、水、有機溶媒のいずれにもよく溶ける。強い塩基性を示し、種々の酸と塩を生成する。有機合成や医薬品の原料として用いられる。有毒である。

[廣田 穰 2015年7月21日]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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化学辞典 第2版

ピペリジン
ピペリジン
piperidine

hexahydropyridine.C5H11N(85.15).アザシクロヘキサンともいう.ピリジン接触還元するか,ペンタメチレンジアミンの塩酸塩を蒸留してつくる.アンモニア臭のある無色の液体.融点-13 ℃,沸点106 ℃.0.8622.1.4534.pKa 11.2(25 ℃).水,有機溶媒に可溶.強塩基性があるので空気中の二酸化炭素を吸収する.引火性がある.皮膚や口からの吸入は有毒.溶剤,エポキシ樹脂の硬化剤,有機合成,医薬原料に用いられる.[CAS 110-89-4]

出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
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