●フェニルアラニン
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
フェニルアラニン
phenylalanine
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デジタル大辞泉
フェニルアラニン(phenylalanine)
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栄養・生化学辞典
フェニルアラニン
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日本大百科全書(ニッポニカ)
フェニルアラニン
ふぇにるあらにん
phenylalanine
芳香族α(アルファ)-アミノ酸の一つ。略号はPheまたはF。L-フェニルアラニンはタンパク質を構成する芳香族アミノ酸の一つで、全卵に5.4%、脱脂乳に5.1%含まれている。生体内での分解は、非可逆的にヒドロキシル化されてチロシンとなる。チロシンへの代謝ができない先天性代謝異常がフェニルケトン尿症であり、血中には多量のフェニルアラニンが含まれ、尿には多量のフェニルピルビン酸が排泄(はいせつ)される。D-フェニルアラニンは、ポリペプチド性抗生物質であるグラミシジンS、チロシジン、バシトラシンなどの構成成分であるが、タンパク質中には存在しない。分子量165.19。水に比較的溶けにくく、メタノール、アルコールにも非常に溶けにくい。
[降旗千恵]
栄養
タンパク質構成アミノ酸の一つ。栄養上、必須(ひっす)アミノ酸の一種であるが、食品タンパク質中に広く存在するので、欠乏することはない。体内ではヒドロキシル化されチロシンとなる。チロシンは栄養上、フェニルアラニンの一部を代替えできるので、チロシンが存在する場合とチロシンを欠く場合とでフェニルアラニンの必要量は異なる。
[宮崎基嘉]
『船山信次著『アルカロイド――毒と薬の宝庫』(1998・共立出版)』▽『健康生活プロジェクト編『健康主義者の正しい食べ方――体に効く、体を変える食品の力』(2003・はまの出版)』
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精選版 日本国語大辞典
フェニルアラニン
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●フェニルアラニンの関連情報
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