●フラストレーション耐性【フラストレーションたいせい】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
フラストレーション耐性
フラストレーションたいせい
frustration tolerance
ドイツの心理学者 S.ローゼンツワイクによって,「不適切な反応の方式に訴えることなく,フラストレーション (欲求不満 ) に耐えうる個人の能力」と定義された概念。同じ状況におかれても,フラストレーション反応を起すか否かは個人によって異なり,その耐性は発達によるだけでなく,学習の結果に応じて強化されるものといわれる。一般に耐性の高い人は,理性的に忍耐強く問題を処理しうるが,不安状態の強い人はフラストレーションを起しやすい。
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世界大百科事典 第2版
ふらすとれーしょんたいせい【フラストレーション耐性】
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