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フローニンゲン

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

フローニンゲン
Groningen
オランダ北東部,フローニンゲン州州都。エムス河口から約 30km内陸に位置するが,放射状に延びる運河により,エムス川,ワデン海,アイセル湖などと結ばれる。 1024年ユトレヒトの司教領となり,アー川にのぞむ港町として発展。 12世紀の十字軍遠征には,多数の船舶を提供。 13世紀にはハンザ同盟の一員となり,14世紀には現在のフローニンゲン州一帯の商業活動を独占した。現在は穀物,木材,家畜などの取引が大規模に行われるほか,紳士服,たばこ,家具,自転車などの生産,製紙製糖,印刷,機械工業が盛んで,オランダ北部における商工業の中心となっている。付近で天然ガス産出。マルティニ聖堂 (1452) ,アー聖堂 (1253) ,州立古代美術館などがあり,フローニンゲン大学は 1614年の創立。鉄道,幹線道路によってユトレヒト,アムステルダムレーワルデンなどと結ばれる。人口 16万 9387,大都市圏 20万 8474 (1992推計) 。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

フローニンゲン(Groningen)
オランダ北東部、フローニンゲン州の州都。同国北部の中心地。ドレンツェ川、ヒュンゼ川が合流し、エムス運河とも通じるため、交通の要衝として発展。天然ガス田に近く、工業も盛ん。13世紀に建てられたマルティニ教会、1614年創立のフローニンゲン大学がある。グローニンゲン

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世界大百科事典 第2版

フローニンゲン【Groningen】
オランダ北部の同名州の州都。人口16万7779(1988)。北部最大の商工業都市で,縫製金属加工,精糖,印刷などの軽工業がおもな工業であり,また穀物取引所や青果・花卉市場がある。北部の中心都市であるだけに国の出先機関も多く,フローニンゲン大学(1614創立)をはじめ各種の高等教育機関,博物館などの文化施設も多い。近年は天然ガスの採掘が市の周辺から西部にかけて大規模に行われており,オランダ・ガス連合の本社もある。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

フローニンゲン
ふろーにんげん
Groningen

オランダ北東部、フローニンゲン州の州都。人口17万4250(2001)。オランダ北部の拠点都市で、運河化されたドレンツェ川、ヒュンゼ川の合流点に位置し、エムス運河でエムス川河口に通じるなど、水陸交通の結節点をなす。農産物交易などの商業が行われ、精糖、繊維、出版などの工業も発達する。史料上の初見は1006年で、その後ユトレヒト司教領に編入され、十字軍に船を提供したこともある。1284年までにはハンザ同盟に加入し、商業都市として繁栄した。周辺のフリジア(フリース)人系農村領主とは絶えず対立し、独立戦争でも反スペインにたつ領主側に対し、ハプスブルク家に忠誠を誓ったが、1594年にマウリッツ総督に攻略された。フローニンゲンと周辺農村が一つの州に統合されるのは、ようやく1795年になってからである。市内には13世紀のマルティニ教会や1614年創立の総合大学がある。

 フローニンゲン州は、東をドイツ国境に接し、北はワッデン海に臨み、西フリジア諸島の小島嶼(とうしょ)を含む。総面積2967平方キロメートル、陸地面積2335平方キロメートル、人口56万6489(2001)。地形は低平で、北部に海成粘土、南部に砂質土が分布し、ワッデン海沿岸と南東部の泥炭地には干拓地が広がる。このため農牧業が主産業で、大規模な自作農による麦類、ジャガイモ、テンサイの栽培や酪農が行われ、南東部の湿地開拓村が畑作の中心となっている。1960年代に天然ガス田が発見されてからは工業化も進んでいる。

[長谷川孝治]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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