@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

ブラシなし同期発電機【ぶらしなしどうきはつでんき】

日本大百科全書(ニッポニカ)

ブラシなし同期発電機
ぶらしなしどうきはつでんき
blush-less synchronous generator
保守を容易にするために考えられた交流同期発電機。ブラシレス同期発電機ともよばれる。従来の同期発電機は主軸に直結した直流発電機を界磁電流のための励磁機とし、固定子側にある励磁機の直流出力から、電気ブラシとスリップリング(固定ブラシと組み合わせて、回転子と固定子との間を連続的に電気的に接続する導体回転リング)を経て回転子の界磁巻線へ供給していた。しかしこの方式ではブラシが多くなり、保守上の問題がある。ブラシなし同期発電機は主軸上に設けられた回転電機子形同期発電機が励磁機となり、整流器を経て界磁電流となる。整流器は回転子に配置されるのでブラシが不要である。励磁機の界磁巻線は固定子側にあるのでその界磁電流の制御によって主発電機の電圧制御が行われる。
 このような構成にすると、ブラシもスリップリングもなく保守が容易となる。なお、永久磁石を使った回転界磁形発電機であればブラシは不要である。しかし、大型、高速などの用途では永久磁石回転子には遠心力などの実用上の問題がある。[磯部直吉・森本雅之]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ブラシなし同期発電機」の用語解説はコトバンクが提供しています。

ブラシなし同期発電機の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation