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ブリタニア

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ブリタニア
Britannia
イギリスのグレート・ブリテン島の古代ローマ時代の呼称。ローマが侵入する以前,この島にはローマ人によってプリタニ (入墨を施した者の意) と呼ばれる民族が居住し,また対岸の北ガリアにはブリタニと呼ばれる民族がいたが,ローマ人が両者を混同して,この島をブリタニア (ブリタニの住む地) と呼ぶにいたった。この島は前1世紀なかば,カエサルが2度侵入したのち,43年ローマ皇帝クラウディウス1世によって征服され,2世紀になって皇帝ハドリアヌスにより長城が築かれ,これがローマ帝国の領域の北限となった。以後5世紀初めまでローマの属州であった。

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デジタル大辞泉

ブリタニア(Britannia)
古代ローマ時代のイギリスのグレートブリテン島、特に、ローマ領土となっていたその南部地域の呼称。
グレートブリテン島や大英帝国美称

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デジタル大辞泉プラス

ブリタニア
《Britannia》イギリス海軍の戦艦キング・エドワード7世級。1904年進水、1906年就役の前弩級戦艦。1918年、第一次世界大戦の休戦直前に、ドイツ潜水艦の雷撃により沈没

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世界大百科事典 第2版

ブリタニア【Britannia】
今日のイギリス本国,グレート・ブリテン島のローマ時代における呼称。この島の南東部にヨーロッパ大陸から移り住んでいたケルト人一派ブリトン人(ラテン語でブリタンニBritanni)に由来し,〈ブリトン人の国〉を意味する。この島とローマとの関係は,前1世紀中ごろガリア征服を進めていたカエサルが,ガリアのケルト人を支援していたブリトン人を討つべく,前55年と前54年の2度にわたってこの島の南東部に侵入したときに始まる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)

ブリタニア
ぶりたにあ
Britannia

イギリスの古称。とくに古代ローマの州があったグレート・ブリテン島南部のローマ(ラテン語)名。「ブリトン人の国」の意味で、当時グレート・ブリテン島南部に住んでいたブリトン人に由来する。旧石器時代より狩猟の跡がみられるが、早くから北西ヨーロッパのケルト人が優れた青銅器文明をもたらし、紀元前4世紀にはラ・テーヌ文化の影響下に鉄器文明が発展した。前75年ベルガエ人がブリテン島南部に来てベルガエ人の王国を建設、前55~前54年ガリア遠征中のカエサルの攻撃を招いた。紀元後43年ローマ皇帝クラウディウス1世の遠征で、ブリタニアはローマの支配下に入る。79年ごろアグリコラ将軍の下で北辺が鎮定され支配が安定した。122年皇帝ハドリアヌスが渡来して長城を建設し、国境とした。続いてその北にアントニヌスの長城が設けられたが、これは短命であった。ブリタニアはローマの皇帝領として経営され、各地でローマ的都市の建設も進み、それらを結ぶ道路も整備され、農村でもローマの制度を取り入れた私有大領地経営が進められた。穀物、毛織物のほか、鉱産資源も豊かであった。ローマ以前にはケルト人の宗教ドルイド教が行われていたが、それ以後はローマの主神ユピテル(ジュピター)信仰やキリスト教も入り、4世紀には3人の司教がいた。4、5世紀からスコット人、アングロ・サクソン人の侵入が激化してローマが撤退したのち、各地にブリトン人の結集とブリトン文化の復活をみた。

[富沢霊岸]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

ブリタニア
(Britannia)
[一] 古代ローマの時代に、イギリスの大ブリテン島、特にローマの州が置かれた南部地方をさして用いられた呼称。
[二] 大ブリテン島または大英帝国の雅称。

出典:精選版 日本国語大辞典
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旺文社世界史事典 三訂版

ブリタニア
Britannia
イギリス,ブリテン島のローマ時代の呼称
ケルト系のブリトン人に由来。古代ローマ時代から七王国時代(449〜829)までこう呼ばれた。

出典:旺文社世界史事典 三訂版
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