@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

ブロードウェー

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ブロードウェー
Broadway
アメリカ合衆国,ニューヨークマンハッタン南北に縦断する大通り。中央近くには劇場が集中し,アメリカ最大のステージ・エンターテインメントの中心地として長年にわたりにぎわってきた。「ブロードウェー」はアメリカの舞台芸能と同義語といってもよい。19世紀半ば,ブロードウェーの名は主要な劇場街として有名になり,好立地と華やかな評判が興行主たちの注目を集めた。ここに軒を並べる劇場の数や規模,壮麗さはニューヨークの繁栄と活力とともに増大し,1890年代には電飾きらめくその通りは「グレート・ホワイトウェー」と呼ばれた。アメリカの富と文化的野心が拡大するなか,ミュージカルは群を抜く人気を誇り,1900年に 20館ほどだった劇場の数は,1925年に史上最多の 80館を記録。1927~28年のシーズンには,280本もの新作が上演されるという記録も達成した。その後は国の盛衰と同じ軌跡をたどり,1980年には 40劇場を残すのみとなったが,1980年代以降,タイムズスクエアや 42丁目界隈,その他のブロードウェー沿いの劇場で新作が続々上演され,客足も戻った。1990年代にはタイムズスクエアそのものも,いかがわしい風俗街から派手なネオンの輝く観光名所,活力あふれる商業中心地へと生まれ変わった。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

知恵蔵

ブロードウェー
米国ニューヨーク市の通りの名で、特にタイムズスクエアを中心とした地域は、40近くの商業劇場が密集する劇場街。ショービジネスの中心で、ミュージカルやロングランの劇などを上演する劇場が軒を並べる。商業劇場地区のブロードウェーに対して、ニューヨークの座席数500以下の劇場をオフ・ブロードウェーと呼ぶ。オフ・ブロードウェーで成功して、ブロードウェーに進出する舞台も多い。実験的な劇を上演する非商業的な小劇場をオフ・オフ・ブロードウェーと呼ぶ。
(扇田昭彦 演劇評論家 / 2007年)

出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」

世界大百科事典 第2版

ブロードウェー【Broadway】
本来はアメリカ合衆国ニューヨーク市マンハッタン区を南東から北西へ走る長い通りを指すが,狭義には,この通りを東西に横切る41丁目から53丁目あたりまでの盛場,とりわけこの地域の劇場街を意味する。19世紀半ばごろからブロードウェー沿いに発達したニューヨークの劇場街は,もとは早く開けた南のグリニチ・ビレッジあたりに中心があった。しかし,両大戦間期を頂点として,映画産業に押されたためもあって劇場数が減り始め,中心も北上し狭義のブロードウェーに劇場街が残った。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

ブロードウェー【Broadway】
ニューヨーク市マンハッタン区をほぼ南北に走る街路。タイムズスクエア付近は劇場が多いので、アメリカの演劇界の意にも用いられる。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

ブロードウェー
ぶろーどうぇー
Broadway
アメリカ合衆国、ニューヨーク市マンハッタン島の南端を出発点に南東から北西に向けて斜めに同島を貫き、市の北限まで延びる大通りの呼称。沿道には南から北へ、金融街、市庁舎、ユニオン・スクエア、マディソン・スクエア、百貨店メーシーズ、そして「世界の交差点」タイムズ・スクエア、芸術の殿堂リンカーン・センター、コロンビア大学などがあり、ニューヨークでもっとも有名な街路の一つである。
 しかしブロードウェーの名が世界的に有名なのは、劇場街としてである。劇場がブロードウェー周辺に集まりだしたのは18世紀のことで、その後南から北へというニューヨーク市の発展にあわせて徐々に劇場も北上し、20世紀初めにタイムズ・スクエア周辺に現在の大規模な劇場街ができあがった。最盛期は1920年代で、80軒ほどの劇場が林立し、夜もイルミネーションで光り輝き「ザ・グレート・ホワイト・ウェイ」とよばれ、名実ともにショービジネスの中心地となった。豪華なレビューやミュージカルが中心だが、質の高い台詞劇(せりふげき)もしばしば上演され、アメリカ演劇の中心的役割を担った。しかし第二次世界大戦後、商業主義への傾斜を強めたことから、それを批判するオフ・ブロードウェー演劇が1950年代初頭に登場し、1960年代にはさらに実験性を標榜(ひょうぼう)するオフ・オフ・ブロードウェーが登場した。また全米各地に地域演劇(リージョナル・シアター)も数多く誕生し、アメリカ演劇においてブロードウェーが占める地位は相対的に低下した。このため、過去の名作や海外の有名作品のショーケース(好見本)といわれることもあるが、ミュージカルの拠点として、また全米規模で生まれる上質な台詞劇の最終上演場所として、ブロードウェーは依然として機能し多くの観客を集めている。なお、ブロードウェーの劇場で実際にこの通りに面しているものは数少なく、多くはブロードウェーを挟む、東西は六番街から八番街、南北は41丁目から53丁目にかけて点在している。[鳴海四郎・一ノ瀬和夫]
『大平和登著『ブロードウェイ』(1980・作品社) ▽大平和登著『ブロードウェイ2』(1985・作品社) ▽大平和登・荒井良雄著『ブロードウェイ!ブロードウェイ!』(1985・朝日新聞社) ▽大平和登著『ブロードウェイの魅力』(丸善・1994) ▽『週刊朝日百科 世界の文学42 南北アメリカ――ブロードウェイと文学』(2000・朝日新聞社) ▽P・D・ジトウィッツ著、斎藤英治訳『ブロードウェイミュージカルへの招待』(2001・英宝社) ▽井上一馬著『ブロードウェイ・ミュージカル』(文春新書)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

ブロードウェー
(Broadway) アメリカ合衆国、ニューヨーク市のマンハッタンを南北に縦断する大通り。南部はオフィス街。タイムズスクエアからコロンバスサークルまでは劇場・映画館街で、タイムズスクエアを中心とする一画にはミュージカルなどの劇場が多い。アメリカの演劇界の意にも用いる。

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ブロードウェー」の用語解説はコトバンクが提供しています。

ブロードウェーの関連情報

他サービスで検索

「ブロードウェー」のスポンサー検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE GROUP, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation