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ブース

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ブース
Booth, Charles
[生]1840.3.30. リバプール
[没]1916.11.23. レスターシャー,ウィティク
イギリスの海運業経営者,統計学者,社会改良家。 1886年にロンドンの貧しい人たちの居住地を中心に貧困調査を行なって,貧困に関する科学的根拠を明らかにし,無拠出老齢年金の制度などを提案した。この調査は労働者の収入と支出との関係をとらえ,生活と雇用能力の標準に関する統計的方法と事例研究を組合せるなど,貧困調査や社会調査の先駆的研究とされている。主著『ロンドン市民の生活と労働』 Life and Labour of the People in London (17巻,1891~1903) 。

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ブース
Booth, Edwin Thomas
[生]1833.11.13. メリーランド,ベルエア近郊
[没]1893.6.7. ニューヨーク
アメリカの俳優。 J.B.ブースの息子。シェークスピアその他の古典劇にすぐれた演技を見せた悲劇俳優。ニューヨーク,ロンドンやドイツの舞台に出演し,世界的名声をかちえた初のアメリカ人俳優当り役は,ハムレット,リチャード3世,ロミオなど。ロンドンで H.アービングと交互にオセロイアーゴーを演じた『オセロ』の舞台 (1880~82) が有名。

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ブース
Booth, John Wilkes
[生]1838.5.10. アメリカ,メリーランド,ベルエア
[没]1865.4.26. アメリカ,バージニア,ポートロイヤル付近
アメリカの俳優。 A.リンカーン大統領の暗殺者として有名。 19世紀アメリカで最も有名な俳優一族ブース家の一員大統領に当選したリンカーンを憎み,南北戦争中は俳優業と南部連合の秘密情報員の役にあたった。 1864年秋までに連邦政府要人,特にリンカーンと国務長官 W.シオードの暗殺を計画して仲間を集め,65年4月 14日ワシントン D.C.のフォード劇場で観劇中のリンカーンを射殺した。 12日後バージニア州のたばこ小屋で死体となって発見されたが,自殺したか,射殺されたかはいまだに不明。また背後関係があったかどうかも確証はない。

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ブース
Booth, Junius Brutus
[生]1796.5.1. ロンドン
[没]1852.11.30. ミシシッピ川の船上
イギリス生れのアメリカの俳優。 1817~20年ロンドンのコベントガーデン劇場で E.キーンと共演し名声を博したが,21年アメリカに渡り,以後アメリカの舞台で活躍,リチャード3世,オセロ,シャイロック役など,なかでもシェークスピア悲劇を得意とした。また劇場経営にも手腕をふるった。

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ブース
Booth, William
[生]1829.4.10. ノッティンガム
[没]1912.8.20. ロンドン
イギリスの救世軍創立者。建築業者であった父の倒産により質屋に勤め,そこで同胞の貧困と退廃とに接し,それに対する戦いの熱情を感じた。 1844年宗教的回心を体験し,メソジスト派として説教活動を始め,のちにメソジスト改革派に身を投じた。 61年には同教会から分離して,路傍伝道など独自の伝道活動を行なった。 65年ロンドンで成功した天幕伝道の経験により,教会外の大衆伝道の必要性を認め,78年救世軍を創立。当初は大衆からも迫害を受けたが,のちにはイギリス国教会とも交渉をもつほどに成長し,79年アメリカ,80年オーストラリアへも発展し,90年までにはヨーロッパ全土,インド,南アフリカ,南アメリカ,日本にも運動は広がった。主『最暗黒の英国とその出路』 In Darkest England and the Way Out (1890) 。

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デジタル大辞泉

ブース(booth)
間仕切りをした場所や小室。仕切り席。「投票所のブース」「実演販売のブース
仮小屋。仮設売店。また、有料道路の料金徴収所など。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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ブース(William Booth)
[1829~1912]英国の宗教家。救世軍の創始者。ロンドン東部のスラム街に伝道し、貧民救済更生に尽くした。1907年(明治40)来日。著「最暗黒の英国及其救済策」。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus

ブース Booth, William
1829-1912 イギリスの伝道者。
1829年4月10日生まれ。メソジスト派の牧師。ロンドン東部の貧民街で伝道するうち,物心両面にわたる社会的救済の必要を感じ,1877年軍隊組織の救世軍を創立した。明治40年来日し,山室軍平らと救世軍活動の普及につとめた。1912年8月20日ロンドンで死去。83歳。ノッティンガム出身。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

ブース Booth, Frank Stelle
1881-1957 アメリカの実業家。
明治14年5月15日長崎生まれ。横浜フェリス女学校2代校長E.S.ブースの長男。日魯(にちろ)漁業の経営にくわわり,缶詰の製造・輸出につとめた。大学時代をのぞき日本でくらし,第二次世界大戦中は収容所にいれられた。戦後は日本再建のため占領軍との交渉に献身。昭和32年1月29日妻南部秀子とともに強盗におそわれ死去。75歳。ラトガーズ大卒。著作に「黄金の土」。

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デジタル大辞泉プラス

ブース
アントニオ・ストラディバリ製作によるバイオリン。1716年製。日本音楽財団が保有している。名称は、19世紀中頃にイギリスのブース夫人が所有していたことにちなむ。

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世界大百科事典 第2版

ブース【Charles Booth】
1840‐1916
イギリスの社会調査家。リバプール出身で,ブース船舶会社重役,王立統計学会会長(1892‐94)を務めた。1886年から,ロンドン市内イースト・エンド地区で,貧困問題という観点から市民の生活状態の社会調査を実施し,1891‐1903年の間に《ロンドン市民の生活と労働》(17巻)と題する膨大な調査報告を出版した。これは後の実証的社会科学研究における社会階層分析手法として大きな影響を与えた。の社会調査は,第1に特定の社会問題を明確に定義づけることによって,客観的な数字におきかえることを可能にし,その結果19世紀末のロンドン市民の30.7%の貧困層を検出した。

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ブース【Edwin Thomas Booth】
1833‐93
アメリカの俳優。イギリス出身で1821年アメリカに移住した著名な俳優を父とし,少年時代から父の一座で活躍した。悲劇を得意とし,ハムレット,ロミオ,オセローなどシェークスピア劇の役で知られた。イギリスに渡って当時の代表的名優ヘンリー・アービングと共演し,ヨーロッパで名声を得た最初のアメリカ人俳優といわれる。1869年にみずからの名をつけた〈ブース劇場〉をニューヨークに開き,詩劇本拠とすべく運営に当たったが,この試みは経済的には失敗した。

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ブース【Joseph Booth】
1851‐1932
オーストラリア人宣教師で,晩年南部アフリカで活躍した平和主義者。1889年イギリスはニヤサランド(現,マラウィ)を保護領としたが,その直後の92年単身ニヤサランドに赴いてバプティスト教会の伝道本部を設立し,〈アフリカ人のためのアフリカ〉の旗印の下にシーレ地方を中心に布教活動を行った。その際チレンブエ(のちのチレンブエの反乱の指導者)をキリスト教に帰依させ,彼を連れてアメリカに渡ったことはよく知られている。

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ブース【William Booth】
1829‐1912
救世軍の創立者,初代大将。イギリスのノッティンガムに生まれ,もとはメソディスト派の伝道者であったが,やがて独立してロンドンの貧民地区の伝道を始めた。組織的な社会救済と貧民伝道のために1878年救世軍を創立,軍旗・制服・階級名など軍隊的な規律を採用し,社会の底辺層の救済活動を行った。救世軍はアメリカや日本にも設立され,ブースも1907年に来日し,明治天皇をはじめ朝野の歓迎を受けた。【古屋 安雄】

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大辞林 第三版

ブース【booth】
間仕切りされた小さな空間。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ブース【Booth】
Charles B. 1840~1916 イギリスの社会調査家。貧困問題の浩瀚な実証的調査報告「ロンドン市民の生活と労働」を著す。
William B. 1829~1912 イギリスの宗教家。救世軍の創立者。貧民への伝道と社会事業に尽くした。

出典:三省堂
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精選版 日本国語大辞典

ブース
〘名〙 (booth)
① 間仕切りした小さな空間。投票所の記入台、LL教室の個人用区画など。〔マイクのたわごと(1955)〕
② 仮小屋。仮設の売店や高速有料道路の料金徴収所など。
※血(1927)〈岡田三郎〉「巡査が一人、剣の鞘を握っていくらか昂奮しながら、ブースの前の人込みをかきわけてゐた」

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ブース
(William Booth ウィリアム━) イギリスの宗教家。一八六五年に東ロンドン伝道会を創設、のちの救世軍の発端をつくった。著「最暗黒の英国とその出路」。(一八二九‐一九一二

出典:精選版 日本国語大辞典
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旺文社世界史事典 三訂版

ブース
William Booth
1829〜1912
イギリスの宗教家
1878年救世軍を創立して貧民・犯罪者への慈善事業と伝道につとめ,各国に影響を与えた。

出典:旺文社世界史事典 三訂版
執筆者一覧(50音順)
小豆畑和之 石井栄二 今泉博 仮屋園巌 津野田興一 三木健詞
 
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