@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

プラスター

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

プラスター
plaster
石灰または石膏を主材料とした塗装材料。石膏プラスターとドロマイト・プラスターがあり,建築の壁面塗装や彫塑的装飾物をつくるときに用いられる。最も古い建築技術の一つで,エジプトピラミッドギリシアの建築などにも用いられた。室内の装飾に用いられるものは金属製のこてで仕上げられ,あらかじめ鋳型でつくられたものをつけることもある。外壁には,コンクリート煉瓦の上に直接,または下地に金属製のラスを使って塗る。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

プラスター(plaster)
石膏(せっこう)・ドロマイト(苦灰石)・石灰などを原料とする、壁や天井を塗るのに用いる左官材料。
膏薬(こうやく)。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

リフォーム用語集

プラスター
塗壁用材料で、石膏プラスターが代表的なもの。その他、ドロマイトプラスターや、石灰プラスターもある。石灰ブラスターは漆喰の事を指す。

出典:リフォーム ホームプロ
Copyright(c) 2001-2014 HOMEPRO CO.,LTD ALL RIGHTS RESERVED.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

プラスター【plaster】
気硬性単味セメントに属する壁塗装用無機質材料。焼セッコウの意に用いられることもある。次のような種類がある。(1)セッコウプラスター 単にプラスターといったときはこれを指す。焼セッコウCaSO4・1/2H2Oに硬化を遅らせるための凝結遅延剤として,フノリ,ゼラチン,デンプン,ホウ砂などを添加したもので,上塗り用として使われる。また砂を混合して下塗り用ともする。さらに無水セッコウCaSO4に硬化を速めるための凝結促進剤として,石灰,ミョウバン,ポルトランドセメントなどを添加しても用いられる。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

プラスター【plaster】
石膏・漆喰しつくい・土などを水で練り合わせたもの。塗装材として用いる。
膏薬。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

家とインテリアの用語がわかる辞典

プラスター【plaster】
壁や天井を仕上げるための左官材料で、鉱物質の粉に水を加えて練り混ぜたもの。原料の違いにより石膏(せっこう)プラスター、ドロマイト(白雲石を原料とする消石灰)プラスター、石灰プラスター(漆喰(しっくい))などがある。

出典:講談社
(C)Kodansha 2011.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

プラスター
ぷらすたー
plaster
塗壁用材料で、石膏(せっこう)プラスターとドロマイトプラスターとに大別される。そのほかに石灰プラスターもあるが、これは漆食(しっくい)とよばれている。石膏プラスターはプラスターの代表的なもので、これを単にプラスターとよぶことも多い。
 石膏自体は石灰と同様にもっとも古い建築材料の一つで、紀元前2000年エジプトのピラミッドの石材の目地、棺の装飾に用いられていて、そのころからすでにプラスターとしての使い方がなされていた。ヨーロッパには良質の天然石膏が多量に産出するために、建材としての地位も高く、とくに都市における大火災に際して防火価値が認められ、建材としては一般化した材料である。Plaster of Parisは焼石膏を意味し、パリでつくられた石膏プラスターが語源となっている。日本においては明治以後に輸入され使用されたが、建材の中心にはならなかった。戦後占領軍の施設への使用により国内製造が始まり、年間約40万トンが生産されていたが、その後、生産量は減少し、1985年(昭和60)には18万6000トン、さらに2004年(平成16)には3万トンにまで減少している。
 石膏プラスターは、それに用いられる原料によって、さらに数種類に分けられる。もっとも一般的な石膏プラスターは焼石膏CaSO4・1/2H2Oを主原料とするが、硬石膏CaSO4(無水石膏)、硬質石膏α-CaSO4・1/2H2Oを単味あるいは混合したプラスターもある。石膏プラスターの原料となる石膏は、国内に良質な天然品はなく、もっぱら化学工業からの副産石膏、排煙脱硫石膏、輸入天然石膏などである。焼石膏は、これら原料石膏CaSO4・2H2O(二水石膏)を160~200℃に焼いてつくる。また500~900℃で焼くと無水石膏となる。一方100℃以上の熱水中において硬質石膏ができる。現在、日本工業規格(JIS(ジス))に規定されている石膏プラスターは、建築現場で骨材を調合し水と練り合わせて使用する現場調合プラスターと、あらかじめ骨材、混和材料等が混入されており、水を加えるだけで使用できる既調合プラスターの2種類である。石膏プラスターは収縮ひび割れが生じにくく、硬化が早く、仕上がりがきれいであるのが特徴である。
 ドロマイトプラスターは、ドロマイトやドロマイト質石灰石を焼成して含有する炭酸ガスを放出し、軽焼ドロマイトをつくり、これを水で消化(水和)したもので、可塑性が大きく、糊剤(のりざい)を使用する必要がない。仕上がり面は石膏プラスターに劣るが、塗りやすく割安である。
 なお、製陶用プラスターや歯科用プラスター、さらには、石膏のセルフレベリング性(自己水平性)を利用した床用プラスターなどの場合には、プラスターの語は焼石膏あるいは石膏組成物の意味で使われている。[工藤矩弘]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

プラスター
〘名〙
① (plaster) 焼石膏、石灰を主材とする白色の塗壁材のこと。フレスコの下地などに用いられる。漆喰。
※真理の春(1930)〈細田民樹〉手形の手品師「百畳も敷かれる広間で、高い円蓋の石膏(プラスター)の浮彫を殆んど隠すやうに」
② 膏(あぶら)で練り合わせた塗り薬。膏薬(こうやく)

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

プラスター」の用語解説はコトバンクが提供しています。

プラスターの関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation