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ヘイデンスタム

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ヘイデンスタム
Heidenstam, (Carl Gustaf) Verner von
[生]1859.7.6. オルシャマル
[没]1940.5.20. エーブラリド
スウェーデンの詩人,小説家。 1916年ノーベル文学賞受賞。病弱のため 17歳のとき南ヨーロッパ,近東の旅に出,この間画家を志してパリで J.ジェロームに学んだこともある。 1887年帰国,父の地所を継ぐかたわら詩作を始め,翌年,近東の旅の印象を綴った詩集巡礼放浪歳月』 Vallfart och vandringsårでデビュー。『詩集』 Dikter (1895) 出版の頃から,次第に愛国的傾向を帯び,歴史小説『カール王の軍兵』 Karolinerna (2巻,97~98) ,『フォルクング族』 Folkungaträdet (1905~07) などを書いた。ほかに小説『ハンス・アリエヌース』 Hans Alienus (1892) ,『聖ビルイッタの巡礼』 Den heliga Birgittas pilgrimsfärd (1901) などがある。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

ヘイデンスタム(Carl Gustav Verner von Heidenstam)
[1859~1940]スウェーデンの詩人・小説家。ロマン主義的、理想主義的作風で祖国への愛をうたった。1916年ノーベル文学賞受賞。詩集「巡礼と遍歴の歳月」、小説「カロリーネナ」など。

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世界大百科事典 第2版

ヘイデンスタム【Verner von Heidenstam】
1859‐1940
スウェーデンの作家,詩人。南部の貴族領地に生まれたが,病弱のため青春時代を南ヨーロッパ,オリエントの諸国で過ごし,詩集《巡礼と遍歴の歳月》(1888),小説《エンデュミオン》(1889)で文壇に登場。異国的情緒豊かなその幻想美は,彼をロマン派運動の旗手たらしめた。小説の代表作として《ハンス・アリエーヌス》(1892)があり,抒情詩人としては《詩集》(1895)で一つの完成した境地に達した。その他,評論《スウェーデン人気質》(1897),カール12世を主題とした歴史小説《カロリーネナ》(1897‐98),さらに《新詩集》を出した1916年にはノーベル文学賞を受賞した。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

ヘイデンスタム【Carl Gustav Verner von Heidenstam】
1859~1940 スウェーデンの小説家・詩人。熱烈な愛国心をうたい、自然主義に反対した。詩集「ひとつの民族」、小説「カロリーネナ」など。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

ヘイデンスタム
へいでんすたむ
Cale Gustaf Verner von Heidenstam
(1859―1940)
スウェーデンの作家。南部の貴族領に生まれる。病弱のため青春時代を南欧、オリエントの諸国で過ごし1887年帰国。異国的情緒と幻想美の詩集『巡礼と遍歴の歳月』(1888)、小説『エンデュミオン』(1889)でロマン派の旗手として登場。美の探求の巡礼『ハンス・アリエーヌス』(1892)が小説の代表作。叙情詩人としては、『詩集』(1895)で完成した境地を示し、当時急速に工業化が進んだこの国で滅びゆく荘園(しょうえん)文化への哀惜の念を基調とする。評論『スウェーデン人気質(かたぎ)』(1897)、カール12世をテーマとした歴史小説『カロリーネナ』(1897~98)では自国民のもつ剛毅(ごうき)な性格を強調した。『新詩集』(1916)出版後、同年ノーベル文学賞受賞。ナショナリストの評があるが、それは彼の貴族趣味の反映というべきもので、国粋主義者の意ではない。[田中三千夫]

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精選版 日本国語大辞典

ヘイデンスタム
(Karl Gustav Verner von Heidenstam カール=グスタフ=ベルナー=フォン━) スウェーデンの詩人。詩集「巡礼と遍歴の歳月」で北欧文学に新ロマン主義の新風を吹き込み、スウェーデン文壇の中心として活躍した。一九一六年ノーベル文学賞受賞。(一八五九‐一九四〇

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