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ヘリポート

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ヘリポート
heliport
飛行場の一種で,もっぱらヘリコプタ離着陸に使用する場所。比較的小さい敷地に飛行場と同じく着陸帯が設けられ,その周囲の空中に進入表面,水平表面,転移表面が設定される。また着陸帯から誘導路を経て駐機場にいたり,それに面して格納庫,給油施設,管理棟などの施設をもつところもある。他方,着陸帯だけの簡単なものはヘリパッドとかヘリストップと呼ばれる。設置に際しては国土交通大臣の許可が必要。公共用ヘリポート旅客輸送などだれでも使える施設で,日本では東京ヘリポート,静岡ヘリポートなど自治体が設置管理しているが,数は少ない。非公共用ヘリポートは新聞社,放送局,企業などが設置し,建物の上に設けた屋上ヘリポートもみられる。それらのうち病院ヘリポートは救急患者の搬送に使うもので,全国各地に増えつつある。また農薬散布や山中の建設工事のために一時的に使う場所は臨時ヘリポートと呼び,使用期間をかぎって国土交通大臣の許可を受ける。ヘリポートの標識は,日本では大きなの中にHの文字を描く。アメリカでは通常大きなHだけを描くが,病院ヘリポートは白十字の中に赤いHを描くことが多い。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

ヘリポート(heliport)
ヘリコプターの発着場。ヘリコプターは垂直に離着陸できるため、滑走路がない。
[補説]標識として、Hを円で囲んだ「Hマーク」が用いられる。

出典:小学館
監修:松村明
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世界大百科事典 第2版

ヘリポート【heliport】
飛行場のうちヘリコプターの運航のみを目的として設置されている発着施設。第2次世界大戦末期にヘリコプターが実用化されたのに伴って生まれたもので,ヘリポートという語はヘリコプターhelicopterとポートportまたはエアポートairportとの合成語である。ヘリポートには相当な面積と舗装帯,格納庫,無線設備,灯火などを有する専用施設から,一般飛行場内に併設されているもの,建築物の屋上などに設けられているもの,広場空地一隅を仕切った程度のものまでさまざまな規模があり,とくに小面積の簡易なものはヘリパッドhelipadとも呼ばれる。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

ヘリポート【heliport】
ヘリコプターの発着場。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

ヘリポート
へりぽーと
heliport
法律に定められている飛行場のうち、ヘリコプターの発着のために用いられるものをいう。ヘリコプターはつねに垂直に離着陸するとは限らず、離陸時の重量や気温・気圧などの条件によっては、短い滑走を行ったり前進しながら上昇するほうが性能上有利なことがあり、また運用面からも有利なため、発着にはある程度の広さが必要である。そこで日本では航空法施行規則に、ヘリポートを滑走路の長さや着陸帯の広さによって区分し、陸上は四つ、水上は二つの等級を設けている。したがって法律的には、ヘリポートとはヘリコプターの発着のために恒久的な設備を施した正規の飛行場をいい、救難、農薬散布、報道などのために山上や校庭などに臨時に設置したものは、正しくはヘリポートとはいえないことになる。ヘリポートのうち、おもにヘリコプターの特性を利用して、都会の高層ビルの屋上などに設置されるものの場合は、ヘリポート自体の広さだけではなく、周囲の建物や構築物によって着陸帯や進入経路が制限を受けない配慮や、ヘリコプターが浮揚して前進しビルの屋上を外れたときの地面効果の急減による性能の急変、浮揚直後のエンジン停止時の不時着対策、ビル内の燃料貯蔵の安全対策、騒音の抑制、ビル屋上の強度の確保などの問題を解決しなければならない。また定期旅客輸送を行うには、空港としての設備が必要であり、人口密集地帯を通過するための航路の設定にも安全上の配慮が必要で、都市内のビル屋上の本格的なヘリポートの設置は容易とはいえない。[落合一夫]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

ヘリポート
〘名〙 (heliport) ヘリコプターの発着所。
※航空法(1952)二条「ヘリポートにあっては、四分の一以上で運輸省令で定める勾配」

出典:精選版 日本国語大辞典
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