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ホスファチジルコリン

栄養・生化学辞典

ホスファチジルコリン

 レシチンともいう.リン脂質の一つ.生体膜などの重要な構成成分.

出典:朝倉書店
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世界大百科事典 第2版

ほすふぁちじるこりん【ホスファチジルコリン】

出典:株式会社平凡社
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化学辞典 第2版

ホスファチジルコリン
ホスファチジルコリン
phosphatidyl choline

1,2-diacyl-sn-glycerol 3-phosphorylcholine.レシチン(lecithin)ともいう.動物,植物,酵母,かび類に広く分布している代表的なグリセロリン脂質.ほ乳動物組織では,全リン脂質の50% 近くを占め,生体膜の主要構成成分である.卵黄ではグリセロリン脂質の約70% がホスファチジルコリンであり,残りの大部分がホスファチジルエタノールアミンである.生物体から抽出された全リン脂質混合物からアセトン不溶のリン脂質をとり,塩化カドミウムなどの金属塩との複合体の溶解度差を利用した精製法か,あるいはアルミナやシリカゲルのカラムクロマトグラフィーにより精製する.天然物はL-α-体で,白または微黄色の樹脂状あるいはろう状物質である.炭素数16~23の飽和あるいは不飽和脂肪酸を含むが,一般にグリセロールの1位に飽和脂肪酸,2位に不飽和脂肪酸が結合しているものが多い.不飽和脂肪酸の多い天然のものは,酸化を受けやすく不安定である.E. Baerらによる全合成法や酵素反応を利用した調製法も報告されている.メタノール,エタノール,ベンゼン,エーテル,石油エーテル,クロロホルムに可溶,アセトン,酢酸エチルに不溶.水溶液中に懸濁させると脂質二重膜の小胞を形成する.大豆からとったホスファチジルコリン(soya lecithin)などは,食用かつ消化しうる界面活性剤,食品や医薬品の乳化剤,高脂血症の治療薬として用いられている.生体内では,ジグリセリドとCDP-コリンの反応,またはホスファチジルエタノールアミンのメチル化により生合成される.[CAS 8002-43-5]

出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

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