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ホルベア

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ホルベア
Holberg, Ludvig
[生]1684.12.3. ベルゲン
[没]1754.1.28. コペンハーゲン
デンマークの劇作家,歴史家。コペンハーゲン大学を中退して大陸を放浪,次いでイギリスに渡ってオックスフォード大学で史学を学び,帰国後『ヨーロッパ列強史序説』 Introduction til de fornemste Europæiske Rigers Historie (1711) で認められて王から奨学金を得た。 1714~16年ヨーロッパの諸都市を大部分徒歩で巡歴,帰国後の 17年コペンハーゲン大学教授となった。同僚の学者を風刺した詩が有名になったことから文学を志し,『山のイェッペ』 Jeppe på Bjergetなど多くの喜劇を書いた。 30年敬神家の新王が立って劇場を閉鎖すると,再び学問の世界に戻り,『デンマークノルウェー史』 Dannemarks og Norges Beskrivelse (32~35) ,『教会史』 Almindelig Kirkehistorie (38) ,またラテン語の風刺小説『ニールス・クリムの地下旅行』 Nicolai Klimii iter subterraneum (41) などを書き,のち劇場が再開されると再び劇作に戻った。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

ホルベア(Ludvig Holberg)
[1684~1754]デンマーク・ノルウェーの小説家・歴史家。ノルウェーで生まれ、おもにデンマークで活躍した。北欧啓蒙主義の代表者の一人で、北欧のモリエールと称された。大学では歴史やラテン語などを講じた。著作に風刺喜劇「産室」「丘のイェッペ」、風刺小説「ニルス=クリムの地下旅行記」など。

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

ホルベア【Ludvig Holberg】
1684‐1754
デンマークの劇作家。ノルウェーのベルゲン生れ。学生時代からコペンハーゲンで暮らす。18世紀のデンマーク文化と文学界で重要な位置を占める。哲学形而上学,ラテン修辞学の教授職を経て専門の歴史教授となる(1730)。またハンス・ミケルセンHans Mikkelsenのペンネームで社会批評,風刺をはじめ,喜劇詩《ペーダ・ポールス》(1719‐20)を書く。当時レパートリーの少なかった新しい王立劇場のために短期間(1722‐28)に28の喜劇を提供した。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

ホルベア【Johan Ludvig Holberg】
1684~1754 デンマークで活躍したノルウェー人劇作家・歴史家。風刺喜劇にすぐれ、北欧のモリエールと称される。戯曲「産室」「居酒屋政治家」、他に「デンマーク史」など。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

ホルベア
ほるべあ
Johan Ludvig Holberg
(1684―1754)
デンマークの劇作家、学者。ノルウェーのベルゲンに生まれ、早く父母を失い孤独な青春を過ごす。コペンハーゲン大学に学ぶが、中退しヨーロッパを放浪、オックスフォード大学で史学を専攻。帰国後執筆した『ヨーロッパ列強史序説』(1711)で学位を得、コペンハーゲン大学教授となる。法律、哲学、古典語、歴史、地理などを講じ万能学者として知られる。初め文学的関心は薄かったが、同僚の学者を風刺した詩が評判をよんだことから、偽善的社会を暴露する長詩『ペーデル・パウルス』(1719~20)を書く。この作品は市民を侮辱するものとして訴えられたが、国王が読み「無害なおもしろい本」と裁決したため、無罪となる。
 1722年、首都に初めて劇場が創設されるにあたり、依頼されて劇作を試み、ほぼ1年半の間に『産室』『山のエッペ』『居酒屋政治家』『エラスムス・モンタヌス』など26編を書き、上演。その多くは風刺喜劇として成功を収め、「北欧のモリエール」とよばれ、北欧文学の存在を世界に知らせた。前記の諸作は今日でもしばしば上演される。30年、篤信家の王がたち「劇場は諸悪の源」として閉ざすに及び学業に復帰。またラテン語でスウィフト流の風刺小説『ニイルス・クリムの地下旅行』(1740)を発表。その後劇場が再開され、新作七編を書いたが、これらの作には往年の生色がみられない。書簡五巻も知られる。[山室 静]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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