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ボーダン

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ボーダン
Baudin, Jean-Baptiste Alphonse Victor
[生]1811.4.20. アン,ナントゥア
[没]1851.12.3. パリ
フランスの政治家。 1849年立法議会議員となり山岳派に属した。初等教育無償,義務制を提案。ナポレオン3世クーデター (1851.12.2.) の直後,パリのサンタントアーヌの労働者の蜂起を促したが成功せず,によって射殺された。

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ボーダン
Bodin, Jean
[生]1529/1530. アンジェ
[没]1596.6. ラン
フランスのユグノー戦争時代の政治思想家マキアベリと並び称される。ツールーズ大学で法学を学んだあと,ユマニストとして同大学の法学教授となった。 1561年パリに出て高等法院弁護人となり,やがて王弟アランソン公の協力者として,71年請願審理官,ランのバイイ裁判代官などを歴任。 76年ブロアの全国三部会で第三身分代表として活動。また 81年にイングランドに渡った。この体験とユグノー戦争の混乱の現実を通じてその政治思想が形成され,主著国家論六巻』 Les Six livres de la République (1576) にまとめられた。国家とは多数の家族とそれらに共通する事柄の主権による正しい統治をなすものであり,主権とは国家に属する不可分かつ絶対的,恒久的な権力であるとし,近代的主権概念を創出した。かくて統一主権国家こそ宗教的,地域的また身分制的な分立抗争の混乱を収拾すると考えた。ポリティーク派を代表する思想家。他に貿易論として『マレストロアへの反論』 Réponse aux paradoxes de M. de Malestroit (68) ,宗教を扱った未刊の『崇高な事物の隠された秘密に関するヘプタプロメーレス対話』 Colloquium Heptaplomeres de rerum sublimium arcanis abditisなどがある。

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デジタル大辞泉

ボーダン(Jean Bodin)
[1530~1596]フランス政治学者・思想家。主権を国家の絶対的・永続的権力と考察宗教戦争渦中にあって、王権による政治的統一と平和の回復を唱えた。「国家論」など。

出典:小学館
監修:松村明
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世界大百科事典 第2版

ボーダン【Jean Bodin】
1529か30‐96
16世紀フランスの法学者,思想家。アンジェに生まれ,トゥールーズ大学で法学を修めた。のちにパリに出て弁護士となったが,その活動は目立ったものではなかった。彼は《歴史を容易に理解するための方法Methodus ad facilem historiarum cognitionem》(1566)においてみずからの学問構想を述べているが,それは政治学,法学,倫理学に限らず,自然学,神学に及ぶ一大体系を志すものであった。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

ボーダン【Jean Bodin】
1530~1596 フランスの社会思想家・政治家。内乱と無政府状態を避けるため、主権を絶対化。国家の恒久的な権力である主権は君主に無条件に委託されているとし、近代的主権概念を確立した。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

ボーダン
ぼーだん
Jean Bodin
(1529/1530―1596)
フランスの法学者、思想家。アンジェに生まれる。トゥールーズ大学で法学を学んだ。若いころの生活については不明な点が多いが、おりから盛んになりつつあった人文主義に共鳴したことは『国家における若者の教育に関して、トゥールーズの元老院および民衆に宛(あ)てる演説』(1559)から知られる。その後彼はパリに出、高等法院付弁護士になった。しかし実務の領域での活躍はほとんど伝えられていない。むしろ彼の関心は法学をはじめとする学問研究に向けられた。『歴史を容易に理解するための方法』(1566)は、彼の関心が人間行動や政治体制を扱う政治学、倫理学のみならず、自然現象全体にかかわる自然学、神および不滅の霊魂にかかわる神学に及んでいることを示している。こうしたボーダンにとって1576年は記念すべき年であり、彼はブロワの三部会に第三身分の代表として出席して活躍するとともに、主著『国家論』を刊行した。『国家論』は、政治思想史上主権という概念を初めて導入して国家論を展開した画期的作品であり、王権を中心とした政治的統一、平和の必要を説いている。おりからフランスは宗教戦争によって分裂状態に陥っており、ボーダンは王権という絶対権力によって事態を乗り切ろうとした。彼は一時王弟の好遇を得たが、晩年はランに退き、反王権派カトリック教徒との苦闘のうちに一生を終わったといわれる。[佐々木毅]

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精選版 日本国語大辞典

ボーダン
(Jean Bodin ジャン━) フランスの政治家、思想家。国家の運営において宗教よりも政治を重視する立場をとり、宗教戦争では、この観点からカトリック、プロテスタント双方とはことなって王権の確立と宗教的寛容を主張、収拾につとめた。主著「国家論」。(一五三〇‐九六

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旺文社世界史事典 三訂版

ボーダン
Jean Bodin
1530〜96
フランスの思想家・政治学者
中世的秩序の崩壊によるフランス社会の動揺期に『国家論』を著して国家主権を最高絶対のものとし,絶対主義の理論的根拠を与えた。

出典:旺文社世界史事典 三訂版
執筆者一覧(50音順)
小豆畑和之 石井栄二 今泉博 仮屋園巌 津野田興一 三木健詞
 
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