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ポリツィアーノ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ポリツィアーノ
Poliziano, Angelo
[生]1454.7.14. モンテプルチアーノ
[没]1494.9.28. フィレンツェ
イタリアの詩人,人文主義者,古典学者。本名 Angelo Ambrogini。ロレンツォ・デ・メディチ庇護を受け,人文主義者のフィチーノ,ランディーノらと交わった。『イリアス』のラテン語訳 (1470~75) や多数の篇,特に俗語による『騎馬試合の歌』 Stanze per la giostra del Magnifico Giuliano de' Medici (75~78) で声価を高めた。ロレンツォの弟ジュリアーノの殺害事件を『パッツィ家の陰謀』 Pactianae coniurationis commentarium (78) に記録。その後ベネチア,ベロナ,マントバを訪れ,悲劇『オルフェオ物語』 Favola d'Orfeo (80) を著わした。古典のテキストの注釈『雑録』 Miscellanea (89) は古典言語に関する重要な作品である。

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デジタル大辞泉

ポリツィアーノ(Angelo Poliziano)
[1454~1494]イタリアの詩人・人文主義者。プラトン哲学者フィチーノ弟子メディチ家の家庭教師として活躍。晩年古典籍評釈などに努めた。詩「騎馬槍試合のスタンツェ」、詩劇オルフェオ物語」など。

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世界大百科事典 第2版

ポリツィアーノ【Angelo Poliziano】
1454‐94
イタリアの盛期ルネサンスにおける最も代表的な詩人,人文学者。本名アンジェロ・アンブロジーニ。モンテプルチアーノに生まれる。1464年に父が殺された後,フィレンツェへ移り住む。69年ごろから74年までフィレンツェ大学に通い,ラテン語とギリシア語に通暁した彼は,すでに70年にホメロスの《イーリアス》の第2巻をラテン語に訳して,ロレンツォ・デ・メディチに献じた。ロレンツォは彼をその息子ピエトロの家庭教師とした。

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日本大百科全書(ニッポニカ)

ポリツィアーノ
ぽりつぃあーの
Angelo Poliziano
(1454―1494)

イタリアの詩人、人文学者。本名アンジョーロ(またはアニョーロ)・アンブロジーニAngiolo (Agnolo) Ambrogini。7月14日モンテプルチアーノに生まれる。フィレンツェ大学に通い、アルギュロプロス、ランディーノ、アンドロニコ・カッリスト、カルコンデュラスらから学ぶ。若くしてラテン語とギリシア語に熟達し、1470年ホメロスの『イリアス』第二巻をラテン語に訳して、ロレンツォ・デ・メディチに献じた。73年ロレンツォは彼をメディチ家に招じ入れ、長男ピエロの家庭教師とした。そのころ新プラトン主義の哲学者マルシリオ・フィチーノから感化を受ける。71年ごろからギリシア語の風刺詩を手がけ、またラテン語でオードや悲歌を書いた。75年ごろスタティウス風の「シルバ」とよばれる詩を書く。また75年に書き始めたジュリアーノ・デ・メディチの頌詩(しょうし)『馬上槍(やり)試合のための詩』は、78年パッツィの陰謀によりジュリアーノが殺害されたため未完のままに残された。彼はサルスティウスを模して、その陰謀の経緯を書いている。ロレンツォの妻クラリーチェとピエロの教育問題で対立し、メディチ家を出て(1479)、マントバの枢機卿(すうききょう)フランチェスコ・ゴンザーガのもとに身を寄せ、詩劇『オルフェオ物語』を書く(1480)。

 のちロレンツォと和解してフィレンツェに戻り、フィレンツェ大学の詩学と雄弁術の講座を担当する。このころから文献学的研究を精力的に行い、その成果を『雑録』に収める。また大学における通年講義の序説として、スタティウスの著名な書の表題を借りた詩『シルバエ』を吟唱した。さらに古典詩人たちに関する講義のほか、アリストテレスに関する講義も行った。1494年9月24日フィレンツェに没。

[佐藤三夫]

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精選版 日本国語大辞典

ポリツィアーノ
(Angelo Poliziano アンジェロ━) イタリアの人文主義者、詩人。メディチ家に仕え、イタリア‐ルネサンスに多大な貢献をした。詩劇「オルフェオ物語」の作者として知られる。(一四五四‐九四

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