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ポロネーズ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ポロネーズ
polonaise
ポーランドの代表的な民族舞踊および舞曲3拍子で,3連符の使用や短く明確な動機の繰返しなどによる歯切れのよい独特のリズムもち,壮麗で祝祭的である。宮廷儀式戦士の凱旋行進から発達した集団舞踊で,1573年クラクフの宮廷で踊られた記録がある。のちには一般の人々の婚礼の際にも演奏され,踊られるようになった。古くは男性のみで踊られたが,次第に男女が各列をなして踊るようになり,近代ではカップルで踊られる。バッハやヘンデルらによって芸術音楽に取入れられ,18世紀中頃に広く流行した。ベートーベン,C.ウェーバー,リストなどにも作品があるが,特にショパンのピアノ曲には『英雄ポロネーズ』『軍隊ポロネーズ』をはじめ 15曲の作品がある。また『白鳥の湖』『眠れる森の美女』『バフチサライの泉』などのバレエ作品にも取入れられている。

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デジタル大辞泉

ポロネーズ(〈フランス〉polonaise)
ポーランドの舞踏および舞曲。4分の3拍子、中速度で、力強いリズムが特徴。

出典:小学館
監修:松村明
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世界大百科事典 第2版

ポロネーズ【polonaise】
男女1対が行列して進みながら踊るポーランドの民族舞踊,その舞曲および歌のことを指し,3/4拍子で中庸の速度をもつ。図のような典型的なリズムをもち,2拍目にアクセントがあるが,このリズム型が現れるのは18世紀末のころで,それ以前には各種のリズム型がみられた。起源や発展については種々の論があるが,農民の歌や踊りに起源をもち,農民から地方の小士族へ,次いで貴族や王の宮廷にまで広まったと思われる。宮廷のポロネーズは勇壮で華麗な器楽として発展した。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

ポロネーズ【polonaise】
ゆるやかな四分の三拍子のポーランドの舞曲。一八世紀以降、芸術音楽に好んで取り入れられた。
料理などで、ポーランド風の意。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

ポロネーズ
ぽろねーず
polonaiseフランス語
Polonseドイツ語
polonezポーランド語
ポーランドの舞曲。三拍子で、という行進曲風のリズムをもつ。起源は不明だが、最初は農民や市民の祝祭(とくに結婚式)で男女が列になり、歌いながら踊った舞曲および歌をさした。のちに貴族の宮廷でも取り上げられ、歌詞も洗練されたものとなるが、しだいに器楽曲としての性格を強めていく。この形がヨーロッパに伝わり、多くの作品が生み出された(バッハ、テレマン、モーツァルト、ベートーベンなど)。18世紀終わりごろからふたたびポーランドの作曲家が取り上げ、標題などもつけられるようになる。とくにオギンスキM. K. Ognski(1765―1833)の憂愁に満ちたピアノ曲はその代表といえよう。そして今度は演奏会やサロン用の音楽としてヨーロッパに普及し、ショパンの『軍隊ポロネーズ』(1838)、『英雄ポロネーズ』(1842)、『幻想ポロネーズ』(1846)などの作品で頂点を迎える。19世紀以降、ウェーバー、シューベルト、シューマンをはじめ、多くのロシアの作曲家がこの舞曲をピアノ曲やオペラのなかに取り入れている。[関根敏子]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

ポロネーズ
〘名〙 (Polonäse polonaise)
① ポーランドの舞曲。四分の三拍子で、宮廷の儀式や隊列行進に伴って発達。力強い、祝祭的な感じのリズムをもつ。ショパンの「ポロネーズ」は特に有名。
※文づかひ(1891)〈森鴎外〉「『ポロネエズ』という舞はじまりぬ」
② 前ボタンのコート風なドレスでスカートの上にかぶさる長い上衣のもの。もとポーランドの婦人服で一八世紀後半、ヨーロッパで流行。

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