●ポーイス
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ポーイス
Powys, John Cowper
[没]1963.6.17. メリオネス
イギリスの小説家,詩人。ポーイス3兄弟の長兄。小説『グラストンベリー・ロマンス』A Glastonbury Romance (1933) などのほか,評論『ドストエフスキー』 Dostoievsky (46) やホメロス研究 (54,59) ,詩集『ルーシファー』 Lucifer (1956) ,自伝 (34) がある。
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ポーイス
Powys, Llewellyn
[没]1939.12.2. スイス,クラバデル
イギリスの随筆家,小説家。ポーイス3兄弟の末弟。ケンブリッジ大学卒業。ケニアで農場を経営,ニューヨークに渡り,以後パレスチナ,西インド,スイスと渡り歩いた経歴は,その作品に投影されている。『ドーセット随筆』 Dorset Essays (1935) や『スイス随筆』 Swiss Essays (47) は名作の誉れが高い。ほかに,自伝的小説『愛と死』 Love and Death (1939) など。
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ポーイス
Powys, Theodore Francis
[没]1953.11.27. ドーセットシャー,マップパウダー
イギリスの小説家。ポーイス3兄弟の次兄。ドーセットシャーの田舎に住み,南イングランドの田園や農民の生活を主題にした作品を書いた。写実とアレゴリーの手法にユーモアを交えた独特の作風。主著『ウェストン氏のよいワイン』 Mr. Weston's Good Wine (1927) 。
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ポーイス
Powys
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世界大百科事典 第2版
ポーイス【John Cowper Powys】
イギリスの小説家,評論家,詩人。大学の巡回講師としても有名。ウェールズの牧師の子。兄弟姉妹11人のうち4人までが作家という,ひどく文学的,閉塞的な家庭に育った。ケンブリッジ大学卒業。彼の作品は善なる自然と悪なる人間という独特な汎神論的神秘主義を基調にしており,《嵐が丘》風の狷介不覊(けんかいふき)な人物に満ちた幻想的な小説《木と石》(1915),《ダクデーム》(1925),《ウルフ・ソレント》(1929)などが有名である。
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