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マオリ族【マオリぞく】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

マオリ族
マオリぞく
Maori
ニュージーランドのポリネシア系先住民。初期の移住は 9世紀以前に行なわれたと考えられる。1350年頃に再びタヒチ方面より大移住があり,それとともにマオリ文化の開花をみた。伝統的社会組織の最大単位ワカ(部族連盟)は,伝承のうえで,14世紀に大船団を組んで来島した際に船を同じくした者の子孫により形成されている。社会的に機能する最大単位は,先祖を共有するイウ(部族)であるが,土地を共有するなど日常生活に最も重要なのは,その下位集団のハプウ(氏族)であった。砦を中心に村落を形成し,サツマイモ,ヤムイモ,タロイモ,ヒョウタンなどの掘棒耕作や森林採集などを生業としていた。マオリの彫刻技術は有名で,村の集会所は多くの神像や螺旋文様で飾られていた。最高神イオ,森林神タネ,海神タンガロアなどを信仰していたが,現在ではキリスト教化している。人口はニュージーランド総人口の約 15%を占め(2007),伝統文化を尊重するとともに,近代文化に巧みに適応した生活を送っている。(→ニュージーランド史

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デジタル大辞泉

マオリ‐ぞく【マオリ族】
Maoriニュージーランドの先住民。ポリネシア系に属し、ポリネシア語系のマオリ語を用いる。他島からの移住民とされ、定住後は農業を主とするようになった。主に北島に居住。

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世界大百科事典 第2版

マオリぞく【マオリ族 Maori】
ニュージーランドの原住民。形質的にも文化的にもポリネシア系に属する。考古学成果からは,マオリ族の起源は一応クック諸島ないしソシエテ諸島と目されている。ニュージーランドには9~10世紀ころに住み始めているが,以後14世紀半ばまで主として採集狩猟を営んでいた。この後ニュージーランド北島ではそれまでほとんど行われていなかった農業がおもな生業となり,今日のマオリ文化に特徴的ならせん文様の美術様式が始まる。

出典:株式会社平凡社
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精選版 日本国語大辞典

マオリ‐ぞく【マオリ族】
〘名〙 (マオリはMaori) ニュージーランドの先住民。ポリネシアのクック諸島、ソシエテ諸島から移住したといわれ、その大移動は一四世紀という。身体形質、言語はポリネシア系。

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