@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

マカロニ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

マカロニ
macaroni
小麦粉でつくった押し出し麺の一種で,普通直径 2.5~5mmぐらいの管状のものをさす。1.2~2.5mmぐらいの棒状のものをスパゲティ,これよりさらに細いそうめん状のものをバーミセリーと呼び区別している。イタリア本場で,本来はデュラム種のマカロニコムギをびきしたセモリナ原料とするが,近年では硬質小麦の粉を混合することが多い。小麦粉に 40~50℃の温湯を加えて混捏機で十分にこねたのち,強い圧力で小さいから突き出し,適当な長さに切って乾燥して製品とする。太いものは中空にして乾燥しやすくするが,押し出すときの穴のによってさまざまな形や大きさの製品ができる。スープに入れたり,ボイルドマカロニ,ベークドマカロニなどの調理法がある。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

マカロニ(〈フランス〉・〈英〉macaroni)
《〈イタリア〉maccheroniから》イタリアの代表的なパスタ。小麦粉を温湯で固く練り、円筒に入れて突き出し、切って乾燥したもの。管状のほか糸状や貝殻形・花形などのものもある。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

栄養・生化学辞典

マカロニ
 硬質コムギ,特にセモリナから作る麺.中空のパスタの一種.

出典:朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典

マカロニ【macaroni】
管状に穴のあいた短いパスタ。普通、円筒状で表面すじのないものをさすことが多いが、リガトーニペンネなどを含めた短い管状のパスタの総称として、また管状に限らずショートパスタの総称として用いることもある。グラタンやサラダに用いる。

出典:講談社
(C)Kodansha 2010.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

マカロニ【maccheroni】
スパゲッティと並ぶイタリアの代表的乾燥パスタ食品の一つ。直径5mm前後の,内部が穴のあいた円筒状をしており,長さ7~8cmの短いマカロニと25cm前後の長いマカロニがあり,表面に縞模様のあるものとないものがある。このような形は,固ゆでするのに便利なことと,表面の縞模様でソースの付着をよくするためである。イタリア南部で生まれたパスタ食品で,歴史はスパゲッティより古く,16世紀にはすでにシチリア島において,木製の圧搾機を使って製造されていたと言われている。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

マカロニ【macaroni】
小麦粉を練って短い管状、あるいは貝殻などの形に作ったパスタ。グラタンやサラダに用いる。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

マカロニ
まかろに
macaroni
イタリア語ではマッケローニmaccheroni(単数形はmaccherone)という。macaroniはイタリア語から借用の英語で、日本ではマッケローニではなくマカロニを借用している。以前はマカロニという名称でパスタ全般を意味することがあったが、パスタということばが普及してからは、マカロニは管状の乾燥パスタの一種という本来の意味になった。語源は、古代ギリシア語のmakariaであるという説が有力である。マカロニの起源についてはいろいろな説がある。語源からみてギリシアに起源があるという説は、makariaが葬儀の宴に供される一種の聖なるパスタであったということに基づいている。シチリアに起源を置く人もいる。この場合、シチリア方言のtriaということばは「パスタを圧搾機で押し出し、大気で乾燥させた穴あきの細長いパスタ」を意味するが、これがマカロニの祖先であるという説である。マカロニのシチリア起源説は、パスタのアラブ起源説につながる。なぜなら、シチリア方言のtriaはアラビア語のitriyaからきているからで、1154年にアラブの地理学者が書いた本にパスタの一種としてitriyaのことを記述しているからである。いずれにしても、マルコ・ポーロが中国の麺(めん)をみて伝えたというのは俗説であり、マカロニはもっと古い時代からすでに地中海世界に存在していたと考えるほうが正しい。はっきりイタリア語の文献にマカロニの名が現れるのは、ボッカチオの『デカメロン』(14世紀の中ごろ)のなかである。マカロニはそのなかで、ラビオーリと並んでたいへんな御馳走(ごちそう)として扱われている。しかし、『デカメロン』に出てくるマカロニは現在の管状のものと違い、ニョッキのようなものであったというのが定説になっている。[西村暢夫]

製法

セモリーナ粉(グルテン含量の多いデューラム小麦)に水を加えてよく練り、高圧のプレスでダイス(型金)から押し出し、乾燥機で乾かす。形はロングとよばれる長いものと、カットという短いものがある。マカロニの穴は乾燥しやすくするためと、料理の際に熱の通りをよくするためといわれている。良質のものは、ゆでてから少したっても「こし」が強い。[西村暢夫]

調理

マカロニの調理の仕方はたっぷり湯を沸かし、湯1リットルに軽く大さじ一杯の塩を入れてゆでる。こしのしっかりしているうちに火を止めるのがおいしく食べるこつである。ゆで上がったら湯を切り、熱いうちにソースをかけて食べる。マカロニによくあうソースはボロニェーゼ、ナポレターナが代表的で、それにパルメザンチーズを好きなだけかける。
 パスティッチョ・ディ・マッケローニというマカロニのグラタンも有名である。変わったところでは、アブルッツォ州のギター風マカロニで、ギターに似た道具で生パスタの板を細長く切りマカロニをつくる。形はスパゲッティだが、アブルッツォでは古くからマカロニとよんでいる。[西村暢夫]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

マカロニ
〘名〙 (macaroni イタリアではマッケロニ maccheroni) パスタの一種。中空状の麺で、管状、貝殻形、車形などのものがある。
※西洋料理通(1872)〈仮名垣魯文〉一「『マカロニースープ』素麺汁」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

マカロニ」の用語解説はコトバンクが提供しています。

マカロニの関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation