●マグナカルタ
デジタル大辞泉
マグナ‐カルタ(Magna Carta)
1215年、イングランド王ジョンが封建貴族たちに強制されて承認、調印した文書。前文と63条からなり、国王の徴税権の制限、法による支配などを明文化し、王権を制限、封建貴族の特権を再確認したもの。権利請願・権利章典とともに英国立憲制の発展に重要な役割を果たした。大憲章。
出典:小学館
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精選版 日本国語大辞典
マグナ‐カルタ
(Magna Carta) 一二一五年、イングランド王ジョンが貴族たちに強制されて承認した特許状。イギリス憲法を構成する重要文書の一つ。「大憲章」と訳される。前文と六三条から成り、国王の徴税制限、人身の自由、不当な裁判による逮捕・財産没収・追放の禁止などを骨子とする。本質的には王権の制限、貴族の特権の確認で、一般人民の自由を規定したものではない。
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