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マグネト発電機【まぐねとはつでんき】

日本大百科全書(ニッポニカ)

マグネト発電機
まぐねとはつでんき
magneto generator

永久磁石を用いて交流電圧を発生させる発電機(マグネットmagnetではないことに注意)。エンジンの点火装置やかつての手動式電話機の構成部品として用いられる。オートバイなどではフライホイールに永久磁石を取り付けるので、フライホイールマグネトとよばれることもある。コイル(電磁石)を用いる発電機より歴史は古く、1832年にパリで手回し式磁石発電機が公開されているが、これはM・ファラデーが電磁誘導を発見した年の翌年である。1871年イギリスのホームズFrederick Hale Holmes(1840―1875)が設計した磁石発電機は、回転子側は現在の直流機のような電機子があり、その外側に多数の馬蹄(ばてい)形磁石を置いた形式で、灯台の電源として用いられたものが、いまでも大英博物館に展示されている。

[磯部直吉・森本雅之]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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