●マジノ線【マジノせん】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
マジノ線
マジノせん
Ligne Maginot
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デジタル大辞泉
マジノ‐せん【マジノ線】
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世界大百科事典 第2版
マジノせん【マジノ線 Maginot Line】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
マジノ線
まじのせん
Ligne Maginot フランス語
1927~36年構築のフランス北東国境に沿った長大な要塞(ようさい)線。提案者の陸相マジノAndré Maginot(1877―1932)に名をとる。第一次世界大戦、とくにベルダンの戦いに教訓を得、主要機能を堅牢(けんろう)な地下室に集約し、地下連絡通路を完備した点に特徴をもつ。戦前のフランス国民にとって安全保障上の象徴的存在となっていた。しかし第二次世界大戦では、ドイツが軽装堡塁(ほるい)のみのベルギー国境から突入したこと、マジノ線重装部分への攻撃もザールブリュッケンの南で容易に突破されたことから、実際の役にはたたなかった。またこのような要塞が対戦車防御には有効でも、対空戦に力をもたないことも露呈した。
[柳田陽子]
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精選版 日本国語大辞典
マジノ‐せん【マジノ線】
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旺文社世界史事典 三訂版
マジノ線
マジノせん
Ligne Maginot
対ドイツ強硬策を主張する陸相マジノの名にちなむ。ドイツはジークフリート線をもって対抗し,第二次世界大戦では1940年5月これを突破した。これで,戦車攻撃には堅固な要塞も,空軍力の前には無力であることが証明された。
出典:旺文社世界史事典 三訂版
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