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マス・デモクラシー

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

マス・デモクラシー
mass democracy
20世紀大衆社会における代表民主主義の拡大およびその形骸化の状況をさす。民主主義の拡大は普通選挙制の実施による大衆議会政治への大量参加として始った。しかしその拡大は民主主義の形骸化をもたらした。その理由としては市民社会から大衆社会への転換という問題が考えられる。資本主義発展は,社会的分業と都市化とを進展させ,社会生活を複雑,多様なものにした。この結果社会生活のなかで諸個人は孤立すると同時に相互依存関係を強めるようになった。こうして D.リースマンのいう原子化した膨大な量の「孤独な群衆」が登場するとともに「他人志型」の人格が出現するにいたった。また社会生活の複雑,多様化は,一方無力感を醸成すると同時に,他方でそれまで自律的な個人生活のなかで解消されていた非合理的感情を社会に向って奔流させることになった。こうした大衆社会化状況は,政治のあり方を変え,民主主義の制度を変容させた。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)

マス・デモクラシー
ますでもくらしー

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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