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マフディー

世界大百科事典 第2版

マフディー【mahdī[アラビア]】
〈導かれた者〉を意味する語。一方で〈神により正しく導かれた者〉という意味にも用いられ,アブラハムムハンマド,アリーほか4人の正統カリフ,アッバース朝カリフのナーシルなどがマフディーと呼ばれる。他方,メシアの意味でも用いられ(終末論的マフディー),その初見は過激シーア派のカイサーン派ムフタールが,ムハンマド・ブン・アルハナフィーヤをイマームおよびマフディーとして奉じ,クーファで反乱を起こした時である(ムフタールの乱)。

出典:株式会社平凡社
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

マフディー
mahdī
アラビア語の語義は,「神によって正しく導かれた者」であるが,イスラムにおける「救世主」,あるいは隠れメシアをさす。特に正統派のスンニー派に対するシーア派独自のイマームをいう。その起源は 685年,第4代カリフ,アリーの子,ムハンマド・イブヌル・ハナフィーヤをマフディーと称して,イラクのシーア派を率いて反乱したムフタールの言動にある (→ムフタールの乱 ) 。ムハンマドが死んだとき,彼らの一部は,彼は死んだのではなく,一時姿を隠したにすぎず,やがて最後の審判の日に再び姿を現し,地上に正義と公正をもたらすであろうと主張した。このイマームの隠れ (ガイバ) と再臨 (ラジュア) が,以後イスラムのメシア思想の特徴となった。しかし,後世になると,イスラム社会における政治・社会革命を遂行しようとする人物がマフディーを自称するようになった。ファーティマ朝の開祖ウバイドゥッラー・アルマフディー,19世紀スーダンに教団国家を建設したマフディー (→ムハンマド・アフマド ) らがその代表的な例である。

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マフディー
ムハンマド・アフマド」のページをご覧ください

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