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マルティンソン

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

マルティンソン
Martinson, Harry Edmund
[生]1904.5.6. ブリーキンゲ,イェムスベク
[没]1978.2.11. ストックホルム
スウェーデンの詩人,小説家。6歳のとき父に死別,母に捨てられ,16歳まで教区農家を転々として育った。のち船員となってその体験を主題作家生活に入り,1949年プロレタリア作家として初めてスウェーデン・アカデミー会員に選ばれた。 74年ノーベル文学賞受賞。詩集『さすらい人』 Nomad (1931) ,『貿易風』 Passad (45) ,宇宙船の旅を扱った長詩『アニアラ』 Aniara (56) ,紀行『別れの』 Kap Farväl (33) ,自伝『いらくさの花』 Nässlorna blomma (35) ,『道は尽きた』 Vägen ut (36) などがある。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典 第2版

マルティンソン【Harry Edmund Martinson】
1904‐78
スウェーデンの詩人,作家。6歳で父に死別し,母はアメリカへ移住天涯孤独の身となる。16歳で海員生活に入り,詩集《幽霊船》(1929)で文壇に登場,〈5人の若者Fem unga〉のグループに属し《放浪者》(1931)などの詩集,《あてのない旅》(1932),《さよなら岬》(1933)などの紀行文,自伝的小説《イラクサの花咲く》(1935),放浪小説《クロックリーケへの道》(1948)などを著し,第2次大戦後は《蟬》(1953)以下《草の山》(1973)に至る五つの詩集を刊行した。

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日本大百科全書(ニッポニカ)

マルティンソン
まるてぃんそん
Harry Edmund Martinson
(1904―1978)
スウェーデンの詩人、作家。6歳で父に死別、母に捨てられ、16歳で海員生活に入る。詩集『幽霊船』(1929)、『放浪者』(1931)、『自然』(1934)で詩人の地位を確立。若い詩人のグループ「五人の若者」の1人。散文では、『あてのない旅』(1932)、『さよなら岬』(1933)などの紀行文、自伝小説『いらくさの花咲く』(1935)、自然観照のエッセイ『すずめ蛾(が)とかとんぼ』(1937)、『仲夏の谷』(1938)など。放浪小説『クロックリーケへの道』(1948)は中国の道教に共感する作家の人生哲学を展開する。第二次世界大戦中はソビエト・フィンランド戦争を扱う『真実は死んだ』(1940)を発表。戦後は『蝉(せみ)』(1953)以下『草の山』(1973)に至る五つの詩集を出版。彼の名を後世に伝えるのは長詩『アニャーラ』(1956)で、放射能汚染の地球脱出を図る人々に託して人類の未来を、該博な知識を駆使して描き、オペラ化された。1949年プロレタリア出身者として初のアカデミー会員に選ばれ、74年ノーベル文学賞を受賞。[田中三千夫]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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