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マレー人優先政策【マレーじんゆうせんせいさく】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

マレー人優先政策
マレーじんゆうせんせいさく
Bumiputera Policy
マレーシアにおける政策の一つで,ブミプトラと呼ばれるマレー人を中心とする先住の人々の優遇措置。マレーシアの歴代政府は,その独立以来「多民族融和」をスローガンにしつつも,現実にはマレー人の地位を高めることを基本政策としてきた。初代のアブドゥル・ラーマン首相時代には,経済的には中国人の優先を認めつつも,政治,軍事面ではマレー人の優先を確立することに力が注がれた。特に 1969年の五・一三暴動後は,ルクネガラを核として,政治面だけでなく,経済,教育などにおいても,マレー化を推進する政策が展開されてきた。 T.ラザク首相は,人種対立の一因にマレー人の経済・生活水準の低さをあげ,この不均衡をなくすため,雇用・資本のマレー化を進めて経済分野におけるマレー系の参加促進を目指す新経済政策 NEPを導入。教育におけるマレー語使用を推進するとともにマレー人の大学入学枠もふやした。また国語としてのマレー語の普及にも力が入れられた。後継の各政権もこの政策の踏襲を明確にしている。このようなマレー人優先政策は当然のことながら中国人らの反発を惹起しており,マレーシアの政治不安の一大要因となっている。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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