@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

マードック

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

マードック
Murdoch, Dame Jean Iris
[生]1919.7.15. ダブリン
[没]1999.2.8. オックスフォード
イギリスの女流家。作家 J.ベーリーの夫人。オックスフォード,ケンブリッジ両大学に学び,オックスフォードで哲学を講じた。『サルトル-ロマン的合理主義者』 Sartre,Romantic Rationalist (1953) のあと作に専念,『のなか』 Under the Net (54) ,『魔術師から逃れて』 The Flight from the Enchanter (56) ,『砂の城』 The Sandcastle (57) ,『』 The Bell (58) ,『ユニコーン』 The Unicorn (63) など次々に作品を発表。特に 1970年代には『ブラック・プリンス』 The Black Prince (73) ,『の機械』 The Sacred and Profane Love Machine (74) など,年に1作のペースで精力的な活動を続けた。幻想と現実,自由と責任,自然と不自然などの問題を扱って,しばしば形而上学的な傾向を示しながら,観念臭を感じさせない,現代イギリスを代表する小説家の1人。 78年発表した『海よ,海』 The Sea,The Seaでブッカー賞を受賞した。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

マードック
Murdoch, James
[生]1856.9.27. イギリス,キンカーディン
[没]1921.10.30. オーストラリア,ボールカムヒルズ
イギリスの日本研究家。アバディーン大学のギリシア語助教授だったが,胸を病んでオーストラリアに移り,ウェスタンオーストラリア州とクイーンズランド州で中学校教師をし,1888年シドニーの有力新聞社のためにホンコンでクーリー(苦力)問題の取材活動にあたり,1889年訪日して九州の炭鉱事情を取材して『ジャパン・ガゼット』に寄稿。中津中学校教師,次いで第一高等学校講師(1889~93)を務めた。のち再び訪日して第四高等学校,第七高等学校の講師を歴任。この間,山県五十雄の協力で日本歴史の研究に従事し,メルボルン大学日本学教授となった。著書に『日本史』A History of Japan(3巻,1903~25)などがある。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

マードック
Murdoch, James Edward
[生]1811.1.25. フィラデルフィア
[没]1893.5.19. シンシナティ
アメリカの俳優。せりふ回しにすぐれ,喜劇で人気を集めた。当り役は『から騒ぎ』のベネディック,『ロミオとジュリエット』のマキューシオなど。 1832年に誤ってヒ素を服用し,以来病身となるがその後も舞台活動を続けた。 58年に舞台を引退し,61年以後は朗読と講演活動に専念した。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

マードック
Murdock, George Peter
[生]1897.5.11. コネティカットメリデン
[没]1985.3.29. ペンシルバニア,デボン
アメリカの文化人類学者。エール大学で博士号を取得。 1960~73年ピッツバーグ大学教授。アメリカインディアン,ミクロネシア人などの現地調査を行い,通文化調査により人間行動の一般的法則の体系化に努めた。主著に,核家族概念を提示した『社会構造』 Social Structure (1949) ,世界の民族誌的資料を分類,比較した"Ethnographic Atlas" (67) など。また 62年には民族学雑誌"Ethnology"を創刊,その編集を行なった。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

マードック
Murdock, William
[生]1754.8.21. エアシャーオーキンレック
[没]1839.11.15. バーミンガム
イギリスの発明家。 1777年 M.ボールトンと J.ワットに雇われて,バーミンガムのソホー工場で働いた。2年後コーンウォールに移されて,ワット蒸気機関の設計,据付けの監督をした。その頃レッドルースで石炭乾留の実験を続け,92年石炭ガスで点灯することに成功。 99年バーミンガムに帰ってからは石炭ガスの精製,貯蔵法を改良して実用化した。 1802年アミアンの和約を祝ってソホー工場の外面ガス灯で照し,工場内にもガス灯を常設した。 07年ガス灯はロンドンの街路灯に用いられ,エジソン電灯を発明する (1879) まで約1世紀にわたってガス灯の時代が続いた。また蒸気機関の改良についても,D字形スライドバルブ,遊星歯車機構など重要な発明を行なった。ほかに蒸気銃の発明 (03) も知られている。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

マードック
Murdoch, Rupert
[生]1931.3.11. ビクトリア,メルボルン
ニューズ・コーポレーション (アメリカ第3のメディア・コングロマリット) の最高経営責任者。映画の 20世紀フォックス,出版のハーパー・コリンズ,『ロンドン・タイムズ』紙,ブリティシュ・スカイ・ブロードキャスティングなどの会社を所有している。オックスフォード大学ウースター・カレッジで政治学と経済学を学び,ビーバーブルックの『デーリー・エクスプレス』の編集にたずさわったのをきっかけにジャーナリズムの世界に入る。 1954年オーストラリアに帰り,父の遺産として引継いだアデレードの『ニューズ』『サンデー・メール』の2つの新聞と,鉱山町ブロークンヒルにあるラジオ局の経営に頭。派手な見出しと買収を繰返し,64年オーストラリア初の全国紙『オーストレーリアン』を創刊。海外のメディアにも手を広げ,69年には手始めに,イングランドの労働者階級に人気のある老舗のタブロイド判日曜新聞『ニューズ・オブ・ザ・ワールド』,さらに『サン』を買収。セックス,スポーツ,犯罪の記事に重点をおき,発行部数を1年以内に倍増させた。 70年にはロンドン・ウィークエンド・テレビジョンの部分的所有権を獲得し,これを足掛りにイギリスの放送界に関心をもちはじめ,それがスカイ・テレビジョンの衛星放送サービスへと発展する。また,サンアントニオの『ニューズ』,『エクスプレス』を買収し北アメリカに進出,76年にはニューヨークに転じて,アメリカで最も古い日刊紙『ニューヨーク・ポスト』をはじめ,『ビレッジ・ボイス』『ニューヨーク・マガジン』『ニュー・ウェスト』を買収。 85年メトロメディアのテレビ局6局を買収,アメリカ市民以外がテレビ局の 20%以上を所有することを禁じた法律に違反しないように市民権を獲得した。 87年,20世紀フォックスとメトロメディア局を合せ,フォックス・テレビジョン・ネットワークとし,その傘下には約 100局の独立局が姉妹局として参加した一大放送帝国を築き上げた。さらに『TVガイド』『セブンティーン』などの版元トライアングル・パブリケーションズを買収,これで,ニューズ・コーポレーションは,タイム・ワーナー,ガネットに次ぐ第3のメディア・コングロマリットとなった。 91年『ニューヨーク・マガジン』『セブンティーン』『レーシング・フォーム』を KIIIホールディングズに売却するなど,9つの刊行物を売払ったが,ホンコン,ハンガリーの新聞にも投資し,影響力をもち続けている。 98年アメリカ大リーグ球団ロサンゼルス・ドジャースを買収しスポーツ事業に参入した。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

マードック(James Murdoch)
[1856~1921]英国の日本研究家。明治22年(1889)に来日。第一・第四高等学校などで教鞭をとる。主著「日本史」(全3巻)。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

マードック(Jean Iris Murdoch)
[1919~1999]英国の女流小説家。ユーモアと叙情性を併せ持つ作風で愛の不毛を描く。作「網の中」「鐘」など。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル版 日本人名大辞典+Plus

マードック Murdoch, James
1856-1921 イギリスの教育者。
1856年9月27日生まれ。オーストラリアのグラマースクール校長をやめ,明治22年(1889)来日して一高,四高,七高などで英語・歴史をおしえた。山県五十雄(いそお)を助手にして「日本史」を刊行。大正6年離日。のちシドニー大東洋学科主任教授。1921年10月30日死去。65歳。スコットランド出身。

出典:講談社
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

世界大百科事典 第2版

マードック【George Peter Murdock】
1897‐1985
アメリカの文化人類学者。コネティカット州に生まれる。1928年から60年までイェール大学で,その後はピッツバーグ大学で人類学の研究・教育に従事し,その間,数々の学会要職を歴任した。人類学は人間の社会行動に関する科学として,社会学,行動心理学,精神分析学など隣接諸科学をふくむ総合的な見地から人間行動の普遍性を追究すべきだというのが彼の基本的な立脚点である。イェール大学で彼が発案した人間関係の通文化的調査の成果は,ヒューマン・リレーションズ・エリア・ファイルズ(略称HRAF,ハラフ)として現在もデータの蓄積が進行中である。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

マードック【Iris Murdoch】
1919‐1999
イギリスの女流小説家。ダブリン生れ。オックスフォード大学卒業後,ケンブリッジ大学で哲学を専攻。1948‐63年,オックスフォード大学で哲学を教え,この間,評論家J.ベーリーと結婚。処女作はサルトルの哲学の唯我性を批判した《サルトル,ロマンティックな合理主義者》(1953)。処女小説《網の中》(1954)で認められ,その後,初期の《砂の城》(1957),《鐘》(1958)から《海よ,海》(1978),《尼僧たちと兵士たち》(1980)などに至るまで,力作長編をほぼ毎年,すでに20冊以上も発表しており,その多くが邦訳されている。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

マードック【William Murdock】
1754‐1839
産業革命期のイギリスの技術者。水車大工の父の下で修業を積んだ後,1777年にバーミンガムのボールトン=ワット商会に入る。ちょうど排水用のワットエンジンが完成したころで,79年からは多数のワットエンジンが設置されていたコーンウォールにその保守,調整のために派遣された。98年バーミンガムに戻り,以後1830年まで指導的技術者として商会のソホー工場に勤めた。1792年ころから石炭や木の乾留ガスを用いたガス灯の実験に取り組み,1802年にはソホー工場にガス灯を設置,このガス灯による照明は後に工業的規模にまで発展した。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

マードック【Murdoch】
Iris M. 1919~1999 イギリスの女流小説家。さまざまな愛を主題に、哲学的会話を多く用いる。作品「網の中で」「砂の城」「切られた首」など。
James M. 1856~1921 イギリスの日本研究家。1889年(明治22)から第一・第四・第七高等学校などで英語・歴史などを教授。教え子に夏目漱石らがいる。著「日本史」

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

367日誕生日大事典

マードック
生年月日:1856年9月27日
イギリスの日本研究家
1921年没

出典:日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」
(C) Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
それぞれの項目は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

マードック
[一] (William Murdock ウィリアム━) イギリスの機械技術者。ワットと協力して、蒸気機関の改良、普及に貢献。また、ガス灯を改良し、レトルト‐バーナーなどを製造した。(一七五四‐一八三九
[二] (James Murdoch ジェームズ━) イギリスの日本研究者。明治二二年(一八八九)来日。東京第一高等中学校・第四高等中学校などで英語・歴史を教えた。また、九州炭坑を視察し、その惨状を「ジャパン‐ガゼット」紙に発表。主著「日本史」三巻。(一八五六‐一九二一

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

マードック」の用語解説はコトバンクが提供しています。

マードックの関連情報

関連キーワード

フォード(John Ford(1895―1973))グリフィス石英岩ビダー牧野省三デミル(Cecil Blount De Mille)ドライヤー(デンマークの映画監督)反戦運動ルビッチ三一独立運動

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation