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ミジンコウキクサ

世界大百科事典 第2版

ミジンコウキクサ【Wolffia arrhiza (L.) Wimmer】
ウキクサ科の微小な,水面を浮遊する水草。被子植物のなかでもっとも小さな植物として有名である。根はなく,緑色で径0.5mmほどのレンズ状で,表がやや平らな葉状体のみからなり,一端から出芽して無性的に増殖する。まれに葉状体の表がくぼみ,その中におしべ1本とめしべ1本からなる花をつける。熱帯から温帯まで世界各地に分布し,水鳥によって運ばれたと推定される。コツブウキクサ,コナウキクサの別名もある。【堀田 満】

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日本大百科全書(ニッポニカ)

ミジンコウキクサ
みじんこうきくさ / 微塵粉浮草
[学]Wolffia globosa (Roxb.) Hartog et Plas
ウキクサ科の浮水性の一年草。日本産の種子植物のなかでは最小の種で、名はこのことに由来する。葉状体は楕円(だえん)体で緑色、長さ0.3~0.8ミリ、幅0.2~0.3ミリ、高さ0.2~0.6ミリ。出芽嚢(のう)は1個。雌雄同株。花序は葉状体の表面に生じ、包葉はなく、雄花、雌花各1個からなる。関東地方以西の本州から沖縄、および東南アジア、オーストラリア、アフリカに分布する。[邑田 仁]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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