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ミナレット

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ミナレット
minaret
アラビア語でマナーラ,ペルシア語でミナール,トルコ語でミナーレ。モスクに付属するで,上部にバルコニーがつき,内部には螺旋階段がある。イスラム宗教儀礼として1日5回の礼拝の呼びかけをする場所であるが,実際上モスクの外観を飾る役割も果している。1基から2基1対のもの,その後数基建てる例も現れた。マドラサ (学院) ,墓廟などに付属することもある。「マナーラ」は味的に光にかかわっており,その起源灯台であったといわれるが,シリアでのローマ時代の方形望楼,イランでの拝火壇など諸説がある。北アフリカ,スペインでは方形,イラン以東では円形多角形の幾何学的設計が一般的であり,エジプトでは方形の基部に円塔が載ることが多い。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

ミナレット(minaret)
モスクに付属する高い塔。そこから礼拝の時が告げられる。アラビア語ではマナーラ(manārah)といい、光または火をともす所の意。「光塔」と訳されることもある。

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

ミナレット【minaret】
イスラムの礼拝堂モスクの構成要素の一つで,ムアッジン信徒祈禱の時刻を告げる,いわゆるアザーンを行うための高塔。アラビア語ではマナーラmanāra。日本では〈光塔〉と訳されることもある。沿岸部の灯台,商人,巡礼者等のために設けられた内陸の通商路沿いの物見台,あるいは烽火台が直接の起源であると考えられる。とくにイスラム初期の西アジアにおいて既存のユダヤ教,キリスト教ゾロアスター教に対して新たに生まれた宗教イスラムを印象づける必要から,その象徴としての機能が賦与された。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

ミナレット【minaret】
イスラム教のモスクに付属して設けられる、バルコニーのある尖塔。祈りの時を告げたり、祝祭日には火をともしたりする。光塔。マナーラ。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

ミナレット
みなれっと
minaret
尖塔(せんとう)と訳されることもある。イスラム建築でモスクに付設されるバルコニーのある高塔。1日5回の礼拝を信者に呼びかけるために使われる。モスクの格によってその数は異なり、最大規模で六基まで建てられ、モスクの構成に変化を与える。その形態は時代と地域によって多様で、古くは単純な角塔か円塔であったが、時代を経るにつれて円塔に角塔を積み重ね、各層ごとにバルコニーを張り出し、土筆(つくし)状になった。[濱谷勝也]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

ミナレット
〘名〙 (minaret) イスラム教の寺院(モスク)に設ける細長い尖塔(せんとう)。古くは一寺院に一基であったが、後代には六基まで建てる。一般に一ないし数個の節状のバルコニーをもつ。祝祭日には灯を点ずる。アラビア語名マナーラ(manārah)。光塔。
※玉石志林(1861‐64)二「ミナレット(前の拝堂に接する浮屠)を悉く吹き倒せる程なりける」

出典:精選版 日本国語大辞典
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旺文社世界史事典 三訂版

ミナレット
minaret
イスラム教徒に祈りの時を告げるために建てられたモスクの塔
呼びかけの言葉(アザーン)を唱え,礼拝への参集を促がす施設ではあるが,イスラーム初期には,他の宗教に対して新生イスラームを印象づける必要もあり,そのシンボルという意味もあった。

出典:旺文社世界史事典 三訂版
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