@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

ミューズ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ミューズ
Muse
ギリシア神話の女神たち。一般に詩神とされているが,実際は学芸全般を司った。ギリシア語名はムーサイ (単数形はムーサ) で,ミューズはその英語形。ゼウスが,ティタンの一人で記憶の女神ムネモシュネと交わってもうけた9姉妹で,クリオは歴史,エウテルペは抒情詩,タリア喜劇メルポメネは悲劇,テルプシコレ舞踊エラトは恋愛詩,ポリュムニアは賛歌,ウラニアは天文学,カリオペ叙事詩の守護者とされるが,この分担については諸説があり,一定していない。オリュンポスでは,アポロンを指揮者とし,彼の竪琴に合せて歌舞を演じて神々を楽しませ,また地上の詩人たちは,ミューズの霊感を受け,その代弁者となって詩作すると信じられた。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

ミューズ(Muse)
ギリシャ神話で、文芸学術・音楽・舞踏などをつかさどる女神ムーサの英語名。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

とっさの日本語便利帳

ミューズ
ゼウスの娘である九人の姉妹神。詩歌、音楽、哲学、天文、数学、舞踊など、人間のあらゆる知的活動を司る。ギリシャ語ではムーサ。

出典:(株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」

デジタル大辞泉プラス

ミューズ
薬用石鹸のブランド名。1953年、ミツワ石鹸から固形石鹸が発売。殺菌・消毒効果がありおもに手洗い用に使用される。固形タイプのほかに液体タイプや泡タイプなどがある。現在の製造販売元はレキットベンキーザー・ジャパン。医薬部外品。

出典:小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ミューズ
金魚の一種。埼玉県坂戸市の養魚家、川原やどるが東錦(あずまにしき)と土佐錦魚(とさきん)を交配した際に発生した黄色い特別変異種を固定化したもの。透明鱗で、体形は土佐錦魚に似る。

出典:小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ミューズ
《MUSE》アメリカのジャズ・レーベル。1970年代前半にジョー・フィールズによって設立

出典:小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

みゅーず【ミューズ】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

日本大百科全書(ニッポニカ)

ミューズ
みゅーず
Muse

ギリシア神話の詩と音楽の女神。ギリシア語でムーサMusa。その系譜と数については異伝が多い。一般的にはヘシオドスに従って、ゼウスとムネモシネ(記憶の女神)の娘で9人姉妹とされる。古くはテッサリアのピエリア地方、そしてボイオティアのヘリコン山に崇拝の中心地をもっていた。彼女たちは詩人や楽人に霊感を与えた反面、おごれる歌人を罰することも多かった。トラキアの楽人タミリスがミューズたちにも負けないと高言したとき、彼女たちは怒ってタミリスの視力を奪い、さらに歌と竪琴(たてごと)の技をも失わせた。また、マケドニアのペッラの王ピエロスの娘で歌自慢の九姉妹が彼女たちに挑戦したとき、女神たちは九姉妹を負かしたうえ、罰として彼女らをおしゃべりなカササギに変身させた。

 やがてミューズたちは音楽のみにとどまらず、広く文芸と学問全般の神とされるようになり、プラトンやアリストテレスの学校にはムーセイオン(ムーサの聖所)が設けられていた。今日のミュージアムmuseumという語は、アレクサンドリアの研究・教育機関であったムーセイオンに由来する。ローマ時代には、9人にそれぞれ機能分担させる試みもなされ、カッリオペは叙事詩の、メルポメネは悲劇の、クレイオは歴史の、テルプシコレは合唱や舞踊の、ウラニアは天文学の女神というように、その領域が定められた。

[中務哲郎]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

ミューズ
〘名〙 (Muse) ギリシア神話でアポロンの神に仕える学芸の神ムーサの英語名。現在は詩や音楽の神とされるが、古くは歴史、天文学などを含む学芸一般の神とされていた。主神ゼウスとムネモシュネの間に生まれた複数の神で、その数は一定しなかったが、ローマ時代にはそれぞれ分担を持った九女神と考えられ、それらを総称していう。英語で音楽をいう music や美術館をいう museum などはこの語に由来する。
※修辞及華文(1879)〈菊池大麓訳〉詩文の術「ミウス即ち戯曲の女神」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

旺文社世界史事典 三訂版

ミューズ
Muses
ギリシア神話で音楽・詩・劇・美術などをつかさどる9人の女神
ギリシア語のムーサイ(Mousai)の英語名。最高神ゼウスとムネモシュネ(ハルモニア)の娘。

出典:旺文社世界史事典 三訂版
執筆者一覧(50音順)
小豆畑和之 石井栄二 今泉博 仮屋園巌 津野田興一 三木健詞
 
Copyright Obunsha Co.,Ltd. All Rights Reserved.
それぞれの項目は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ミューズ」の用語解説はコトバンクが提供しています。

ミューズの関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation