@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

ムンク【むんく】

日本大百科全書(ニッポニカ)

ムンク(Andrzej Munk)
むんく
Andrzej Munk
(1921―1961)
ポーランドの映画監督。10月16日、南部の都市クラクフに生まれる。ユダヤ系であったが、第二次世界大戦でドイツ軍のポーランド占領中も国内にとどまる。戦後大学で法律を修めたのち、ウッチの演劇・映画学校で学ぶ。卒業後はカメラマンとなったが、1951年、監督に転じ、おもにドキュメンタリー短編を製作。1956年長編『鉄路の男』を発表した。以降、『エロイカ』(1957)など、ポーランドの現代史を正面から取り上げる作風で、アンジェイ・ワイダとともに、戦争体験を原点とする若手監督によるポーランド派の代表監督とみられるようになった。1961年、収容所体験を引きずる女性を描いた『パサジェルカ』の撮影で訪れていたアウシュヴィッツ強制収容所跡からの帰路、自動車事故による不慮の死を遂げた。『パサジェルカ』は、すでに撮影されていた素材をもとに、未編集・未撮影部分はスチル写真や黒地のフィルムを使い、監督の意図を推し量る語りを加えた特異なスタイルの作品として友人たちが完成し、1963年に公開された。[出口丈人]

資料 監督作品一覧(日本公開作)

白い決死隊 The Man of the Blue Cross(1954)
鉄路の男 Czowiek na torze(1957)
エロイカ Eroica(1957)
不運 Zezowate szczescie(1960)
パサジェルカ Pasaerka(1963)

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ムンク」の用語解説はコトバンクが提供しています。

ムンクの関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation