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メタノール

栄養・生化学辞典

メタノール
 CH4O (mw32.04).CH3OH.

 メチルアルコールともいう.脂肪族アルコールの一つ.

出典:朝倉書店
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世界大百科事典 第2版

めたのーる【メタノール】

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

メタノール
めたのーる
methanol

もっとも簡単な構造のアルコール。メチルアルコールともいう。古くは木材の乾留によって得られる木酢(もくさく)液から得ていたので木精(もくせい)ともよばれた。サリチル酸など各種のカルボン酸のメチルエステルの形で、また各種のメチルエーテルの形で種々の天然物に含まれる。

 無色透明で、特有の臭(にお)いの液体。水、エタノール(エチルアルコール)、ベンゼン、エーテルなど多くの溶媒と混ざり合う。メタノールは分子中に炭素原子を1個しか含まないので、同じく1個の炭素原子しか含まない炭素化合物から合成する。一酸化炭素と水素の混合物の接触反応により製造する。天然ガスの主成分はメタンであるので、これを触媒上水蒸気あるいは酸素と反応させて、水素を主成分とし一酸化炭素を含むガスをつくる。これを合成ガスとよぶ。合成ガスを200ないし400℃程度の温度、高圧下あるいは中圧下で、酸化亜鉛・酸化クロムあるいは酸化銅・酸化亜鉛・酸化クロムの触媒上で反応させてメタノールを製造する。メタノールは工業原料として使用されるので、日本では年間約200万トン生産される。ちなみにエタノールの生産量はこの約1割強にとどまる。

  CO+2H2→CH3OH
 メタノールの用途の一つはホルムアルデヒド(その水溶液をホルマリンという)の製造である。メタノールと空気の混合物を触媒上で600℃程度、常圧下で反応させて製造する。生成したホルムアルデヒドを原料の一つとして、フェノール樹脂、ユリア樹脂およびメラミン樹脂などのプラスチックを製造する。またロジウム触媒存在下(加圧下)、一酸化炭素と反応させて酢酸を製造するが、この方法は「メタノール酢酸法」ともよばれる。このほか溶剤として、またメタクリル酸メチルやテレフタル酸ジメチルなどのメチルエステルとして、合成繊維や合成樹脂の製造の原料の一つとして、また各種の医薬や香料などの原料としても用いられる。ガソリンに混入して自動車の耐寒燃料として、またエタノールに混入して変性アルコールとしても用いられる。なお、メタノールは引火性であり、しかも有毒(許容濃度200ppm)であるので、誤って飲用することのないよう注意する必要がある。

[徳丸克己]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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化学辞典 第2版

メタノール
メタノール
methanol

CH4O(32.04).CH3OH.メチルアルコールともいう.木材乾留液から分離されたので木精とよばれたが,現在では,一酸化炭素と水素の混合物(合成ガス)を加圧下,CuO-ZnO-Cr2O3触媒上で反応させて製造される.C-O0.143 nm,O-H0.097 nm,∠C-O-H107.3°.液体や結晶中では分子間で水素結合を形成し,鎖状の長い会合分子となる.流動性,揮発性,可燃性,刺激臭のある無色,透明な液体.融点 -97.68 ℃,沸点64.51 ℃.0.78652.1.32657.爆発範囲6.72~36.5体積%.水,エタノール,エーテルに易溶.ホルムアルデヒド,酢酸の製造および有機合成の原料,エタノールの変性剤,一般溶剤などに用いられる.有毒でヒトに対する最小致死量は,340 mg/kg.LD50 5628 mg/kg(ラット,経口).[CAS 67-56-1]

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デジタル大辞泉

メタノール(〈ドイツ〉Methanol)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

メタノール
メチルアルコール」のページをご覧ください

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精選版 日本国語大辞典

メタノール
〘名〙 (Methanol) =メチルアルコール

出典:精選版 日本国語大辞典
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