●メラニン色素
栄養・生化学辞典
メラニン色素
出典:朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
六訂版 家庭医学大全科
メラニン色素
(皮膚の病気)
皮膚の色は主にメラニン色素の量によって決まり、メラニン色素が多くなるほど色が濃くなります。
メラニン色素には、黒い色素(ユーメラニン)と黄色い色素(フェオメラニン)があります。この黒い色素と黄色い色素の割合によって皮膚や毛髪の色が決まりますが、金髪ではフェオメラニンが多くなります。
メラニン色素は、表皮のなかの色素細胞からつくられます。色素細胞は表皮の基底層の細胞の36個に1個程度しかなく、周囲の細胞にメラニン色素を分配しています。色素細胞は、メラノソームと呼ばれる小さな胞体のなかでチロシナーゼなどのメラニン生成酵素によってメラニン色素をつくっています。
メラニン産生を刺激するものには、紫外線のほかに女性ホルモンや副腎皮質刺激ホルモンなどがあります。
出典:法研「六訂版 家庭医学大全科」
(C) HOUKEN CORP. All rights reserved.
それぞれの項目は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
デジタル大辞泉
メラニン‐しきそ【メラニン色素】
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「メラニン色素」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●メラニン色素の関連情報