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モデナ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

モデナ
Modena
イタリア北部,エミリアロマーニャ州モデナ県の県都。ボローニャ北西約 40km,アペニン山脈の北麓を通るエミリア街道の要地にあたり,州の中心都市。ケルト人の町であったがローマ時代に植民都市となり,その後異民族の侵略を受けて破壊された。 1288~1796年エステ家支配下で発展し,市街地が広げられ,宮殿やさまざまな公共建築物が建設された。のち教皇やオーストリアの支配を経て 1860年サルジニア王国に併合された。道路,鉄道交通の結節点で商業活動が盛ん。自動車,機械,食品などの工業も行なわれる。 11~12世紀に建設されたロマネスク様式の大聖堂とチビカおよびグランデ広場は 1997年世界遺産の文化遺産に登録。ほかにエステ家の図書館と画廊が残る宮殿 (18世紀) などがある。人口 18万4663(2011推計)。

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デジタル大辞泉

モデナ(Modena)
イタリア北部、ボローニャの北西約40キロメートルに位置する都市。旧市街の中心にグランデ広場があり、その北側にモデナ大聖堂がある。大聖堂は1184年に完成したロマネスク様式の傑作で、彫刻家ビリジェルモの浮き彫りでも名高い。隣接する鐘塔トッレチビカ(市民の塔)は、小さな花というのギルランディーナの愛称で呼ばれている。1997年に「モデナの大聖堂、トッレチビカ及びグランデ広場」として世界遺産(文化遺産)に登録された。

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世界大百科事典 第2版

モデナ【Modena】
イタリア北部,エミリア・ロマーニャ州の同名県の県都。人口17万9933(1981)。ポー平原南部,エミリア街道沿いにあり,豊かな農業地域に囲まれているため,工業も農産物加工(ハムソーセージなどの食肉加工,酪農製品)が盛んであるが,農業機械化学肥料などの製造業も近年発展が著しい。エトルリア人の建設した都市で,ローマ時代にはムティナMutinaと呼ばれ,すでにブドウ酒羊毛陶器などの生産地として重要であった。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

モデナ
もでな
Modena

イタリア北東部、エミリア・ロマーニャ州モデナ県の県都。人口17万5442(2001国勢調査速報値)。ポー川の南に広がる平野部のエミリア街道沿いに位置する交通の要地。農産物の集散地としての伝統的機能を果たすほか、食品加工や農業機械、化学肥料の製造といった農業関連工業が盛んである。またスポーツカーの生産が行われる。1774年創設のモデナ大学がある。また、87メートルの「ギルランディーナの鐘塔」を有するロマネスク様式の大聖堂(11~13世紀)、現在は士官学校となっているドゥカーレ宮殿(17世紀)、エステ家美術館などの歴史的建造物が残る。

[堺 憲一]

世界遺産の登録

大聖堂は、隣接する市民の塔(トッレ・チビカ)およびグランデ広場とともに1997年、ユネスコ(国連教育科学文化機関)により「モデナの大聖堂、トッレ・チビカおよびグランデ広場」として世界遺産の文化遺産に登録された(世界文化遺産)。

[編集部]

歴史

エトルリア人の集落として発足した。エミリア街道の建設に伴い、紀元前183年ローマの植民市となる。ラテン名ムティナMutina。紀元後4世紀に司教座が置かれた。1288年にはすでにフェッラーラに拠点を置いていたエステ家の支配下に入る。1452年同家のボルソBorso d'Este(1413―71)がモデナ公の称号を獲得、さらに1598年フェッラーラが教会領になったのを契機にモデナ公国の首都となった。その後1796年のフランス軍による占領までエステ家の支配が続き、それにちなんだ多くの建築物が建てられた。王政復古によってオーストリア・エステ家の統治が再現されるが、1860年に国民投票により公国は解体し、イタリア王国に併合された。

[堺 憲一]

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