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モヘア

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

モヘア
mohair
アンゴラヤギから採取した毛,またはその織物アンゴラヤギトルコの首都アンカラ地方を中心に,2000年前から飼育されていたもので,19世紀中期に,南アフリカ共和国,アメリカ,オーストラリア輸入し,生産地となっている。ヤギ毛のなかで最高品とされており,のような光沢をもち,繊維が長く,手ざわりがなめらかで,よごれにくく,捲縮 (けんしゅく) が少い。特にトルコ産は上質で光沢がよい。化学的組成羊毛とだいたい同じで,硫黄含有が少い。毛布,肩掛け,オーバー地,高級婦人服地,夏服地,高級ビロード地などに用いられる。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

モヘア(mohair)
アンゴラヤギの毛。また、それで織った毛織物。繊維が長く、光沢があって柔らかい。モヘヤ。

出典:小学館
監修:松村明
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世界大百科事典 第2版

モヘア【mohair】
アンゴラ種のヤギの毛。アラビア語のmukháyyar(選ぶの)を語源とする。絹のようになめらかで,光沢のある白あるいは黄みがかった白のヘアで,捲縮(ちぢれ)がなく,耐久性と弾力に富む。原産地は中央アジアといわれ,とくに現在のトルコが長い歴史をもっている。現在ではトルコのほかに1838年トルコからアンゴラ種を輸入・飼育してきた南アフリカと,49年以降同じくトルコからアンゴラ種を輸入・増殖させてきたアメリカ(とくにテキサス州)が世界の三大産毛国となっている。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

モヘア
もへあ
mohair

中央アジアにいるアンゴラヤギの毛のこと。現在では、トルコや南アフリカ共和国が主産地である。モヘアは羊毛繊維より太くて長く、純白で絹様の美しい光沢がある。また羊毛にみられる捲縮(けんしゅく)やスケールはほとんどないため、単独で紡績することは困難で、一般に羊毛と混用される。一方、手ざわりは非常に滑らかで、強さも大で折り曲げにも反発するため、用途として、高級な夏服地のほか、高級な添毛(てんもう)織物として椅子(いす)張地などに使われている。

[並木 覚]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

モヘア
〘名〙 (mohair)⸨モヘヤ・モヘール⸩ アンゴラ山羊の毛。光沢にすぐれ、細く毛足は長く強い。また、それで織った毛織物やそれを模した織物。ショール、コート地などに用いる。
※小学読本(1874)〈榊原・那珂・稲垣〉二「其他テレンプ絨毯、毛氈、モヘール、サイモール、フランゲット、等あり」
※銀座二十四帖(1955)〈井上友一郎〉五「うす緑のモヘアの肩かけに」

出典:精選版 日本国語大辞典
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