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モン族【モンぞく】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

モン族
モンぞく
Mon
かつてはタライン Talainともいわれた。タイ中西部ミャンマー (旧ビルマ) 東部のデルタ地帯に住む民族人口約 100万と推定される。中国西部から東南アジアに移住したモンゴロイド系の人々で,インド文化や部派仏教の影響を受け,ビルマとタイに定着した。形質的には同系のパラウン族よりもやや短頭で鼻も大きい。7世紀にメナム川の下流ロッブリーにクメール帝国から分れたドバーラバティー王国を建設。9世紀にはビルマのペグが中心都市となり文字,インド文化,稲作などを伝えた。 11~18世紀にかけて北部ビルマ人と抗争し,1740~57年の短期間の独立後ビルマ人に滅ぼされ,一部はタイに逃れて定着した。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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朝日新聞掲載「キーワード」

モン族
ラオスのほか雲南省など中国南西部、ベトナム、タイ北部などに住む。中国の(ミャオ)族とつながりがあるといわれ、「空の」と呼ばれる山岳少数民族。男たちは勇猛さで知られ、インドシナ戦争ベトナム戦争でフランスや米国に利用されゲリラ戦に投入された。女性は独特の刺繍(ししゅう)の民芸文化を伝承してきた。
(2007-03-19 朝日新聞 夕刊 2総合)

出典:朝日新聞掲載「キーワード」

世界大百科事典 第2版

モンぞく【モン族 Mon】
ミャンマー南部のデナッセリム川流域,イラワジ川デルタ地帯,およびタイの中部,西部に散在する民族で,アウストロアジア語族モン・クメール語族に属するモン語を使用する。現在総人口40万あまりの少数民族になっているが,かつてはインドシナ半島にいくつかの王国を成立させた大民族であった。タイのドバーラバティハリプンジャヤ,ビルマのペグーなどがその例であるが,11世紀以降,南下してきたタイ族ビルマ族の攻略をうけて衰退し,1757年にビルマによって滅ぼされた。

出典:株式会社平凡社
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