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ラインホーラー【らいんほーらー】

世界大百科事典 第2版

らいんほーらー【ラインホーラー】

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

ラインホーラー
らいんほーらー
line hauler
漁業機械のウィンチ類の一種。揚縄(あげなわ)機のことで、漁具を構成している比較的細いロープを収揚するための機械をいう。主として各種延縄(はえなわ)漁業に従事する漁船に装備される。とくに、マグロ延縄漁業はラインホーラーの導入によって漁獲努力量の増大が可能となり、延縄漁業発展の基となった漁労機械である。
 かつてはマグロ延縄漁業における唯一の漁業機械であり、大正末期(1925年ころ)にはすでに延縄漁船に装備されていたという記録がある。メインホーラー、押さえローラー、ガイドローラーなど複数の摩擦車で構成されている。駆動方式には、主機関の動力から機械的に伝達する方式、電動機による駆動方式、油圧駆動による方式があるが、現在は油圧駆動方式が主体である。わが国では第二次世界大戦後マグロ延縄漁業は大きく発展したが、それに伴い揚縄能力も向上した。1965年(昭和40)には、揚縄速度を幹縄に加わる張力に応じて自動的に制御するオートテンション方式の採用による省力化が試みられ、1970年に深縄操業が行われるようになった。ラインホーラーの改良努力は、もっぱら揚縄能力向上に払われているが、機能的には摩擦車による揚縄という基本構造に変わりはない。[嶋村哲哉・添田秀男]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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