@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

ラゴス

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ラゴス
Lagos
ナイジェリア南西部の都市。ギニア湾に臨むナイジェリア最大の港湾都市ラゴス島,イッド島,イコイ島,ビクトリア島などの島や,および大陸部のアパパ,エブテメッタ,ヤバ,スルレレの各地域からなる。港はラゴスアパパと呼ばれる。高温多湿で年平均気温 26.3℃。5~9月が雨季。 15世紀ヨルバ族の漁民がラゴス島に集落を築いたのが都市の起源。 1472年ポルトガル人が渡来,以後,奴隷貿易の基地となり,16世紀末~19世紀中頃のベナン王国の支配時代もポルトガル人によるアメリカへの奴隷貿易が行なわれていたが,1851年からイギリスの支配力が強まり,奴隷貿易を阻止,1861年イギリスが占領。以後 1866~74年イギリスの西アフリカ植民地の一部,1874~86年ゴールドコースト植民地,1906年保護領南部ナイジェリアの一部となり,1914年南北ナイジェリアの合併に伴いナイジェリア保護領の首都,1954年連邦直轄地,1960年独立とともに首都の地位を継承。以降,1991年新たに建設されたアブジャに遷都されるまでその地位にあった。商工業,文化の中心地でもあり,原油を除く輸出入の大半を扱うほか,鉄鋼,印刷,自動車組み立て,醸造,食品加工,石鹸,清涼飲料,家具などの工業がある。ラゴス島はおもに商業地区,アパパが工業地区。博物館,ラゴス大学,北西のイケジャに国際空港がある。人口 803万 (2002) 。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ラゴス
Lagos, Ricardo
[生]1938.3.2. サンチアゴ
チリの政治家,経済学者。大統領(在任 2000~06)。フルネーム Ricardo Lagos Escobar。1960年にチリ大学法学部を卒業後,アメリカ合衆国のデューク大学に学び,1966年に経済学博士号を取得。帰国後にチリ大学政治行政学科長を務めたのち,チリ初の社会党大統領であるサルバドール・アジェンデ・ゴセンスから駐ソビエト連邦大使に指名された(→チリ人民連合政権)。しかし指名直後の 1973年,アウグスト・ピノチェト・ウガルテ将軍が率いる軍事クーデターでアジェンデ政権は崩壊,ラゴスの指名が承認されることはなかった。クーデターに伴いアメリカへ亡命。1978年には国際連合エコノミストの地位についた。1980年代初めに帰国し,反ピノチェトの野党連合である民主同盟の代表に就任した。1987年,短期間ながら罪状なく投獄される。同 1987年「民主主義のための政党」を立ち上げた。1988年の国民投票でピノチェトの再選が否決され,1990年パトリシオ・エイルウィンが後継者として大統領に就任すると,ラゴスはエイルウィン政権下で教育大臣を,続くフレイ政権で公共事業大臣を務めた。1999年,チリ社会党キリスト教民主党 PDCを含む政党連合(コンセルタシオン)の大統領候補に指名された。2000年1月の決選投票で勝利を収め,アジェンデ以降初めて社会党から大統領の座についた。就任後は,ピノチェト訴追への支持を明言した。めざましい経済成長と民主改革の導入により,在任中は高い支持率を誇った。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

ラゴス(Lagos)
ナイジェリア南西部の都市。ギニア湾に臨み、潟湖に浮かぶラゴス島ビクトリア島、および本土部分で構成される。15世紀にポルトガルが交易拠点を置き、続いて英国の奴隷貿易の中心地になった。現在は西アフリカ最大の港湾都市・工業都市の一つ。1991年首都がアブジャに移るまでは実際上の首都。人口、行政区973万(2009)。
ポルトガル南部の港町。古代ローマ時代より港が置かれ、イスラム支配時代も重要な交易の拠点として栄えた。大航海時代にはエンリケ航海王子の命を受けた数多くの探検船の出港地になり、ヨーロッパ初の奴隷市が開かれた。現在は漁業が盛んなほか、アルガルベ地方の代表的な海岸保養地の一。ラーゴス

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

ラゴス【Lagos】
西アフリカ,ナイジェリア連邦共和国の旧首都。人口148万4000(1994)。国の南西部のギニア湾岸に位置し,入江内の四つの小島を中心に大陸側も含む西アフリカ最大の港湾都市である。鉄道の起点で道路・航空路網の要衝をなし,巨大なビルが林立している。国立大学,博物館など学術・文化関係の施設もある。軽工業のみならず重化学工業も出現し,自動車組立て,金属製品の工場もある。ヨルバ族の都市として15世紀ころに建設された大陸側の部分に対して,同じころポルトガル人が島嶼側にラゴス(ラグーン,潟)と命名して交易基地をつくったことから,貿易港としてしだいに発展していった。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

ラゴス【Lagos】
ポルトガル南部,アルガルベ地方の南部沿岸の都市。人口1万0002(1981)。15世紀前半エンリケ航海王子が当地に居を移して以来,アフリカ沿岸遠征の根拠地として発展。同港から出航したジル・エアネスの艦隊は,1434年当時の〈地の果て〉ボジャドール岬を初めて南下した。ドンセバスティアンが1578年モロッコのアルカサル・キビルを攻略したときも同港を拠点とした。近年は地の利を生かした観光開発が著しく,漁港としても重要である。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

ラゴス【Lagos】
ナイジェリアのギニア湾に臨む港湾都市。旧首都。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

ラゴス
らごす
Lagos
西アフリカ、ナイジェリアの都市。1991年12月にアブジャに遷都するまで首都であった。人口134万7000(1992)。同国南西部のギニア湾岸に位置し、ラゴス島、イコイ島、ビクトリア島および本土部分の四地区からなる。ラゴス島は古くから発達した中心地区で、高層ビルに混じって旧総督官邸、ヨルバ人の首長(オバ)の宮殿、国立博物館、大聖堂などがある。イコイ島の南のビクトリア島は、もっとも開発の歴史が浅く、外国人が多く居住する高級住宅地で、ホテルも多い。ラゴス島対岸の本土側には、ナイジェリア最大の貿易量を誇るアパパ埠頭(ふとう)がある。また、北に同国の空の玄関口であるムルタラ・ムハンマド国際空港も立地する。空港周辺にはナイジェリア最大の工場地帯があり、自動車組立て、金属加工、ビール、繊維、タイヤ再生、家具製造、印刷、製靴の工場が建ち並ぶ。この東側にはラゴス大学のキャンパスが広がり、70年の歴史をもつキングズ・カレッジほか、多くの高等教育機関が集まっている。町は15世紀ころポルトガル人が渡来して以来、交易基地として発展した。1861年イギリスの保護領とされ、以後イギリスのナイジェリア支配の拠点となった。1906年南ナイジェリア保護領に編入され、14年南北ナイジェリア保護領が合併されたとき首都に選ばれた。1976年、首都を内陸のアブジャに遷都することが決定され、91年に移転した。地名はポルトガル語で入り江を意味する。[島田周平]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

ラゴス
(Lagos) ナイジェリア連邦共和国の都市。ギニア湾北岸のオグン川河口のラゴス島その他の島と大陸にまたがる。ギニア湾岸最大の港をもつ。一九世紀半ばまでは奴隷貿易の中継地として知られた。一九九一年までは首都。

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ラゴス」の用語解説はコトバンクが提供しています。

ラゴスの関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation